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緋弾のアリア 夢見る夜の物語
プロローグ
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グラウンドにつく頃だが、相手も追うのをやめない。エルフの少女も顔も苦痛の色浮かべている。
実際俺もきつくなって来た。グラウンドを過ぎるとビルがある、武貞校女子寮だ。ひとまずそこに隠れよう。すると前から自転車走ってくる。乗っているのは、同室の。
「キンジ!!!」
「ユメヤか、悪い今は俺から離れてくれ!!!」
そう言ってさらに自転車を飛ばす。後ろからはセグウェイにUZIをつけたものが追っている。状況からみて、キンジもキンジでなにかに巻き込まれているらしい。
「UZIかよ、しかも、3機か。この状況じゃなければ余裕なのに。」
「ようやく追いついたぜ。」
距離にして20メートル、追いつかれた。すぐ様腰に手を当てる。
「俺の後ろに」
「は、はい」
周りに目を向けるとビルの屋上に人影がある。観察していると人影はツインテールをなびかせ飛び降りた。
「あれは、」
ツインテールの少女は見覚えがあった。アサルトが誇るSランク武貞神崎・H・アリアだ。
アリアは、パラシュートを開きこちらに降りてくる。キンジの状況を事前に知っていたようだ。俺もまずは、キンジを助けることに決めた。
俺たちを追っている奴らに向けグレネードを投げる。
そして、構えていた俺の銃、サムライエッジ(M92FS)を抜く。
「神崎!!チャリをたのむ!!」
「ええ、分かったわ!そっちは任せたわ。」
言い終えると同時に投げたグレネードが爆発する。それを合図に俺はセグウェイのタイヤを狙い引き金をひく。
狙い通り命中して、セグウェイが倒れ爆発する。アリアの方もキンジを助けることができたようだ。だが、キンジが降りた自転車は大きな爆発を起こす。
「そういうことだったか。あの自転車c4でもつけられてたか。でも、付けたのは一体」
「あの、もう大丈夫ですか?」
「ああ、ごめん。怪我はない?」
少女が声をかけてくる。みたところ特に目立った怪我はないようだ。それを確認すると、俺は自分たちの追ってに目を向ける。
男達は、意識を失い倒れている。
「さすが京菱グループいい仕事してくれるね。まだ、プロトタイプだけど十分使える」
俺が投げたグレネードは、京菱グループの試作機、スリーパーだ。一見して普通のグレネード並の爆発音を出すがそれはフェイクで、実際は即効性の睡眠ガスを発生させ意識を奪う。便利だが、極限られたエリアでのみその効果を発揮する。先ほど囲まれた時は自分達も効果対象となってしまうため使うことができなかった。しかし、今は、敵がまとまって移動しなおかつ、自分たちと距離があったことで使用できた。
「とりあえず、あいつらは何者なんだ?それと君はどうして追われているんだ?詳しく教えてくれ。」
周りの安全も確保できた。キンジも神崎?H・アリアが一緒なら問題ないと判断し、質問する。
「はい、でも
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