第十話 激戦!ファントム七重の塔
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「1+1は?」
「「「「「「「「「2!!」」」」」」」」」
とごく一般的な答えを言う力達だが・・・一人だけ
「3!!」
と答えた馬鹿が居た。
結果
「はい・・・あんたが本物」
といって1+1を3と答えた力の手を引くと・・・
ピンポンピンポン!!
見事に正解し6階の間をクリアするのであった。
7階
「1+1を3って・・・・力君の馬鹿は底が知れないわね」
とうとう最後の間に立つミスサンカゲツとその後ろで縄グルグル巻きになってるはやて。
すると
「こるらああ!ミツキさん!ウチの夕飯を返せぇぇぇぇぇ!!」
「あんね力ちゃん・・・そこは嘘でも『はやてをかえせぇぇ』っていいなよ」
「ええよ飛鳥力君にそんな事期待してへんし」
己の本能に忠実な力の言葉に呆れる飛鳥と特に何も思っていないはやて。
「もうしょうがないな〜こうなれば・・・この私自ら相手してくれるわ!!」
久しぶりに身体おもっきり動かせるためかやる気満々のミスサンカゲツ。
当然相手は・・・
「管理局の獣覚悟!!」
「あたしかい!!」
ミスサンカゲツの一閃を蹴りで受け止める飛鳥。一度ミツキとガチンコで戦った時は引き分けで終わったがかなりダメージ深刻だった記憶がある。
つまりやる気満々のミツキと戦えば自身も危ないと本能的に察知する野性の持ち主の飛鳥。
一方、飛鳥の野性すら読み取れる程の理性の持ち主のミツキ。
野性対理性の対決
・・・まじめな話でやればそれなりに画になる話だが生憎不真面目な話の塊であるこの話ではダレル要素でしかないか台無しになるような話である。
「ふっふっふ・・・飛鳥さん・・・あなたに引導を渡す時が来たようね!!」
「ミツキさん・・・あぁた暇なの?」
「ムカ!だまらっしゃい!毎度毎度飛鳥さんのやった事の後始末に私がどんな思いをしているか!!」
「まぁ・・・その点については感謝してるけど」
最近後始末をミツキに頼っている飛鳥だがとうとうミツキの堪忍袋の緒が切れたらしい。
一方力はと言うとミスサンカゲツの目を盗んではやての縄を解いていた。
「いやぁ・・・迷惑かけたわ」
「お前わざと捕まっただろ」
「せや♪ミツキさんが飛鳥との因縁の対決見せてあげる♪っていうからつい〜」
「ミツキさん・・・狙いは飛鳥かよ・・・」
ていよく巻き込まれた力は全ての力を使い果たしてしまった。
「は!よ!と!!」
ミツキの華麗な攻撃を避けまくりながら飛鳥は地面に手を付くと黒い霧を発生させた。
「うわ・・・出したよ幻術」
「あれ厄介なんよね」
味方の能力に対してややドライな反応を示す力
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