暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第2章 滅殺姫の憂鬱と焼き鳥の末路
第26話 GETだぜ!
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ク、いいこと思いついたにゃん。

「アーシア、あれ、使い魔にするにはいいんじゃねえか?」

「はいイッセーさん。私もそう思いま、きゃっ!?」

 おっと、第一陣がついに来たにゃん。空から女性陣に向けてネバネバした物体が降り注いできたにゃ。余裕で避けれるけど私は避けもせずわざとそれらを受けるにゃん。そして木の影からは触手が現れて私達を縛り上げたにゃ。んにゃ、ちょっと気持ち悪い。さらにネバネバが触れたところの服が溶けだしたにゃん。

「こ、これは、きゃっ!?」

「あらあら」

「な、なんなんですか〜!?」

「こ、この! 離しなさい!」

 部長たちは普通に捕まってるにゃん。……この程度に遅れを取る主で大丈夫かにゃ? まあそれはともかく私も悲鳴を上げとこうかにゃん?

「んにゃぁぁぁ(棒)」

「きゃーーーー(棒)」

「ヌルヌル〜〜(棒)」

 ってなんで龍巳と白音まで捕まってるの!?

「(ちょっと! なんであんたたちまで捕まってんのよ!?)」

「(それ、我のセリフ)」

「(……皆考えることは一緒ですか)」

 ああもう、せっかくイッセーにあられもない姿見せて誘惑した後あっちこっち触られながら助けてもらう計画だったのに!

「こいつは服を溶かすスライムに女性の分泌物をすする触手なんだぜぃ。こいつらはよくコンビを組んで行動するんだぜぃ?」

「マ、マジか!? そんなスライムと触手が!? ……はっ!? じゃあ火織もこいつらの餌食に!?」

 ってそれはまずいにゃん! 火織まであられもない姿になってたらイッセーの視線が全部持ってかれるにゃん! 私は慌てて火織の方に視線を送った。そこでは

「……あはは」

「な、なんで火織にはスライムも触手も襲いかかってないんだ?」

「さ、さあ? なんか私が近付くとこいつら逃げるんだけど」

「そ、そんな……」

 なんか火織は襲われもせず普通に突っ立ってるにゃん。そんな姿を見たイッセーは地面に膝をついちゃったにゃん。

「(な、なんで火織は襲われてないにゃん?)」

「(……多分魔獣創造(アナイアレイション・メーカー)持ってるせい。魔獣創造(アナイアレイション・メーカー)の持ち主、ある意味魔獣の王。本能的に逆らわない……かも?)」

「(まあこれでお兄ちゃんの視線は独占されないので不幸中の幸いです)」

「とりあえずイッセーは黒姉たちを助けてあげなさい。私は部長たち助けるから。祐斗も私と一緒に……って1人後ろ向いて何やってんの?」

「いや……」

「あ〜、見ないようにしてんのね。紳士ね祐斗。イッセーはガン見してるっていうのに。じゃあ私部長たち助けてくるから黒姉たちは任せたわよイッセー」

 ナ
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