暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第2章 滅殺姫の憂鬱と焼き鳥の末路
第26話 GETだぜ!
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レイナーレさん……」

 確かにレイナーレの言う通りある程度アーシアの護衛も出来る使い魔の方がいいかもしれないにゃん。

「OK! 強くて可愛い使い魔だな! 1つ心あたりがある。とっておきの場所に案内するぜぃ!」

 そう言ってザトゥージさんは森の奥に歩き出したにゃん。龍巳の正体知ってたりレイナーレに関して的確な判断ができてたからこの人は頼りになるかもしれないにゃん。







 しばらく歩くと目の前に泉が現れたにゃん。

「この泉にはウンディーネという水の精霊が住み着いてるんだぜぃ」

 へぇ、ウンディーネ。結構有名な精霊だにゃ。精霊なんだから可愛いだろうしザトゥージさんが勧めるくらいだし結構強かったりするのかにゃ?

「見ろ、泉が輝きだした。ウンディーネが姿を現すぜぃ!」

 そして泉から確かにウンディーネらしきものが現れたんだけど……なんにゃあれ? てっきり女性のようなほっそりとした精霊かと思いきやどう見ても水浴びに来た格闘家にゃ。あれが女性とか信じたくないにゃ。

「喜べかわい子ちゃん。あれはなかなかレア度が高い。打撃に秀でたウンディーネも悪くないぜぃ」

「悪いよ! ウンディーネっつったらもっと儚げな可愛らしい精霊だろ! なんだよあの筋肉!?」

「うーん、最近縄張り争いが激しくなってきたから、あのくらいの腕っ節がないと自分の泉を確保できないんだぜぃ? いざという時かわい子ちゃんを守れると思うしあれはお勧めだぜぃ?」

「あの、出来ればもう少し可愛いのがいいんですが……」

うん、私もそう思うにゃ。







蒼雷龍(スプライト・ドラゴン)?」

「そう、蒼雷龍(スプライト・ドラゴン)。その名が示す通り蒼い雷撃を放つドラゴンだぜぃ」

 あの泉を離れ、次の使い魔候補を探す道すがらレアなドラゴンの話を聞いてるにゃん。なんでもこの森の奥にそのドラゴンが飛来してるらしいにゃん。ドラゴンを使い魔にするなんて難しいんじゃないかと思ったけど、なんでもそのドラゴンはまだ子供でゲットするなら今しかないらしいにゃん。アーシアも子供ならとやる気になってるにゃん。

 ということで私たちは今森の奥に蒼雷龍(スプライト・ドラゴン)を探しながら進んでるんにゃけど

「待て」

 急に先頭を歩いていたザトゥージさんが立ち止まったにゃ。どうしたのかと思い前方を見てみるとガサガサと前方の藪が揺れてるにゃん。あそこに何かがいるんだろうけど……おかしいにゃん。仙術で探ってもまったく気配がしないにゃん。白音に目線を送ってみたけどどうやら白音にも気配が感じられないみたい。私達にも気配が感じ取れないって……もしかして相当やばい奴があそこにいる? そう思い身構えた途端それは現れ
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