第四十五話 Final Weapon U
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からは禍々しい紫色の光が漏れていた。
太股のホルスターから専用のエネルギーセイバー、アルティメットセイバーを抜き放ち、ダブルに向ける。
ルイン「私は君を許さない」
凄まじい脚力でルインはダブルに肉薄するとセイバーで切り付ける。
しかし液状化することで無力化させられる。
ダブル「やるな先輩よぉ。だが残念…俺様は不死身だ。どんな強力な攻撃を繰り出した所で俺に有効なダメージを与える事は一切不可能だ。」
ルイン「そう、なら液状化する暇を与えなければいい」
ダブル「ああ?」
ルイン「オーバードライブ!!」
紅いオーラを身に纏いながらバスターショットを向ける。
バスターショットはZXバスターとは違い、セイバーをマガジン代わりにしなければチャージショットが放てない。
そういう点では不便だが、チャージショットの威力を考えれば仕方ないとも言える。
もう片方のホルスターからもう1本のアルティメットセイバーを抜く。
ルイン「ダブルチャージウェーブ!!」
プラズマチャージに匹敵する規模のダブルチャージショットとセイバーの衝撃波の連続攻撃。
ダブルは目を見開いたが、液状化して無力化した。
液体から固体に戻ろうとした時。
氷属性の衝撃波が液状化したダブルに直撃し、液状化したダブルを凍結した。
ダブル「(な、何だこりゃあ!!?)」
ルイン「アークブレード。氷属性の衝撃波を広範囲に放つ技だよ。流石の君も液状化した状態で凍結したら固体に戻れないよねえ?」
穏やかな笑みを浮かべながら言い放つルインに戦慄した。
ルイン「ダブル…お遊びはもう終わりだよ。生まれついてのイレギュラーである君に今更謝罪なんて求めないよ。ただ死ね。凶悪なイレギュラーとしてイレギュラーハンターに破壊されてね。それが君に出来る唯一の償いだよ」
穏やかに微笑すら浮かべながらダブルに死を宣告した。
バスターショットを向けるルイン。
バスターショットの銃口からチャージしていないというのにエックスのフルチャージショットに匹敵する砲撃の嵐がダブルに見舞われた。
ルイン「アースクラッシュ!!」
追撃で放たれる衝撃波。
砲撃と衝撃波を受けたダブルは液体金属のコントロールコアを破壊され、液体から再び通常のレプリロイドの形態に戻る。
尤も上半身しか残ってはいなかったが。
ダブル「くっ…まさかこんな女に負けちまうとはな…」
ルイン「……ねえ、ダブル」
ダブル「ああ?」
ルイン「ケイン博士のラボでデータを盗んだのも君?」
ダブル「あれはディザイアだよ。シグマ様がパワーアップの代わりに奴にさせたんだ。あいつは相当あんたに惚れ込んでたからな。シグマ様に掛かれば簡単に言うことを聞いたぜ。盗んだデータは何に
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