暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜朱の戦士〜
第四十五話 Final Weapon U
[3/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
からは禍々しい紫色の光が漏れていた。
太股のホルスターから専用のエネルギーセイバー、アルティメットセイバーを抜き放ち、ダブルに向ける。

ルイン「私は君を許さない」

凄まじい脚力でルインはダブルに肉薄するとセイバーで切り付ける。
しかし液状化することで無力化させられる。

ダブル「やるな先輩よぉ。だが残念…俺様は不死身だ。どんな強力な攻撃を繰り出した所で俺に有効なダメージを与える事は一切不可能だ。」

ルイン「そう、なら液状化する暇を与えなければいい」

ダブル「ああ?」

ルイン「オーバードライブ!!」

紅いオーラを身に纏いながらバスターショットを向ける。
バスターショットはZXバスターとは違い、セイバーをマガジン代わりにしなければチャージショットが放てない。
そういう点では不便だが、チャージショットの威力を考えれば仕方ないとも言える。
もう片方のホルスターからもう1本のアルティメットセイバーを抜く。

ルイン「ダブルチャージウェーブ!!」

プラズマチャージに匹敵する規模のダブルチャージショットとセイバーの衝撃波の連続攻撃。
ダブルは目を見開いたが、液状化して無力化した。
液体から固体に戻ろうとした時。
氷属性の衝撃波が液状化したダブルに直撃し、液状化したダブルを凍結した。

ダブル「(な、何だこりゃあ!!?)」

ルイン「アークブレード。氷属性の衝撃波を広範囲に放つ技だよ。流石の君も液状化した状態で凍結したら固体に戻れないよねえ?」

穏やかな笑みを浮かべながら言い放つルインに戦慄した。

ルイン「ダブル…お遊びはもう終わりだよ。生まれついてのイレギュラーである君に今更謝罪なんて求めないよ。ただ死ね。凶悪なイレギュラーとしてイレギュラーハンターに破壊されてね。それが君に出来る唯一の償いだよ」

穏やかに微笑すら浮かべながらダブルに死を宣告した。
バスターショットを向けるルイン。
バスターショットの銃口からチャージしていないというのにエックスのフルチャージショットに匹敵する砲撃の嵐がダブルに見舞われた。

ルイン「アースクラッシュ!!」

追撃で放たれる衝撃波。
砲撃と衝撃波を受けたダブルは液体金属のコントロールコアを破壊され、液体から再び通常のレプリロイドの形態に戻る。
尤も上半身しか残ってはいなかったが。

ダブル「くっ…まさかこんな女に負けちまうとはな…」

ルイン「……ねえ、ダブル」

ダブル「ああ?」

ルイン「ケイン博士のラボでデータを盗んだのも君?」

ダブル「あれはディザイアだよ。シグマ様がパワーアップの代わりに奴にさせたんだ。あいつは相当あんたに惚れ込んでたからな。シグマ様に掛かれば簡単に言うことを聞いたぜ。盗んだデータは何に
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ