暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第1章 動き出す日常と新たな仲間
第13話 非日常への入り口
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龍帝!? じゃあその神器(セイクリッドギア)龍の手(トゥワイス・クリティカル)などではなく」

「はい。13種の神滅具(ロンギヌス)の1つ、赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)です」







 それからは大変だった。先輩たちは驚愕して固まるわ、それにイッセーは混乱するわ、神滅具(ロンギヌス)赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)の能力について説明するとイッセーまで固まるわ、再起動した先輩たちにこのことを知っていたのかと聞かれるわ、過去の赤龍帝たちの末路を説明するやイッセーが怖がり出すわ、イッセーを守ると黒姉たちが言い出してまたまた修羅場に発展するわで、ようやく落ち着いて一服できたときはもう日もかなり傾いてきていた。

「なんだか今日は驚きの連続ね。こんなに驚いて疲れたのはいつ以来かしら?」

 と、リアス先輩はお疲れのご様子。心なしかお姉さまの仮面も剥げかけてる気がする。さて、じゃあそろそろ私にとっての本題に入ろうかしら。

「グレモリー先輩、一通り話が終わったところでご相談……というかお願いがあるのですけど」

 私の真剣な雰囲気にリアス先輩も佇まいを直す。

「何かしら? おそらくこれからのあなた達との付き合いに関することよね? あなた達が望むのなら私達悪魔と不干渉ということでもいいわ。理由もわかるつもりだし」

 そう言って先輩はイッセーの方を見る。まあ普通なら赤龍帝であるイッセーを悪魔などの事柄から遠ざけたいと思っていると思われるわよね。

「まあこちらとしてはせっかくこうして仲良くなったのだし、悪魔云々は抜きにしてお友達としても付き合って行きたいとは思うけど……無理にとは言わないわ」

 やっぱり先輩はやさしいな。だからこそこの人になら託せると思う。

「いえ、それとは逆です。イッセーをグレモリー先輩の眷属にして欲しいんです」

「「「「「「「!?」」」」」」」

 うわお。私以外絶句してる。まあ気持ちは分からなくもないけど。そんななか最初に再起動したリアス先輩が

「それは、赤龍帝が下僕になってくれたらこちらとしては嬉しいけど、あなたたちはそr「火織! 一体どういうつもりにゃ!?」……」

 黒姉、人が喋ってる時に大声で割り込むのはどうかと。それにそんな睨まないでよ。黒姉の声に再起動した龍巳と白音までこっちを睨んできてるじゃない。イッセーはまたしても混乱中ね。

「ちゃんと説明するからそんなに睨まないでよ。まずイッセー。あなたの力が危険で各勢力から狙われる可能性がある、っていうことは分かるわね?」

「あ、ああ」

「まずあなた自身を守るためには護衛、もしくはあなた自身が力をつける必要がある。護衛は私達が今までずっとしてきたし、守り切る自信と力もあ
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