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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第1章 動き出す日常と新たな仲間
第13話 非日常への入り口
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た?」
「……まあ気付いてるようだし隠しても仕方ないわね。ええ、良ければ私の下僕になって欲しいと思ってたわ。剣道大会連続覇者で悪魔の祐斗以上の剣技を持っていて、しかも
神器
(
セイクリッドギア
)
持ち。知っていれば悪魔なら誰でも下僕にしたいと思うはずよ。私はしないけど、悪魔によっては無理矢理にでも下僕にしようとする輩もいるかもね」
「そういう意味では最初に接触したのがグレモリー先輩のような優しい方でよかったです。……会長とかも狙ってたりしたんですかね?」
「あら、ソーナのことも知ってたのね。彼女も密かに狙ってたと思うわ。心当たりない?」
「……そういえば部長でもないのにエースだからって部活連合会議に呼ばれたり、会議後もお茶しないかって何度か誘われましたね。都合悪くて毎回断っちゃいましたけど。」
「おそらくその場で下僕になってくれないか聞こうとしていたんでしょうね。それだけあなたは優秀に見えていたってことよ。まあ実際はそれよりはるかに優秀だったみたいだけど。私達の世界のことを知ってるだけじゃなくて、
神器
(
セイクリッドギア
)
ももう既に扱えてるようだし。その刀があなたの
神器
(
セイクリッドギア
)
でいいのかしら?」
リアス先輩が私の横に立てかけてある七天七刀を指さしながら聞いてくる。
「正確にはこれも私の
神器
(
セイクリッドギア
)
です。私の
神器
(
セイクリッドギア
)
は」
そう言って私は床に手をかざす。すると
ザンッッ!!
部屋中に始解前の様々な
拵
(
こしらえ
)
の斬魄刀が咲き乱れた。
「!? これは……全部魔剣? それにこの数……そう、あなたの
神器
(
セイクリッドギア
)
は祐斗と同じ
魔剣創造
(
ソード・バース
)
なのね。全国大会を優勝するほどの剣技に
魔剣創造
(
ソード・バース
)
。相性は抜群ね。それにこの魔剣から伝わるオーラの質、祐斗以上に使いこなせているということかしら」
ちなみに私は何も言ってない。先輩が勝手に
魔獣創造
(
アナイアレイション・メーカー
)
を
魔剣創造
(
ソード・バース
)
と勘違いしただけよ。だから私は嘘なんかついていない!
「私に関して言えるのはこのくらいですかね? じゃあ次に龍巳、あなたのことについて教えてあげて」
「ん。分かった」
そう言って今まで黙っていた龍巳は先輩たちに向き直って説明を始めた。
「我、龍」
……え? それで終わり? いやもっと言うことあるでしょ!? イッセーも先輩たちも完全に固まってるじゃない! そして黒姉! 笑ってないでフォロー入れなさいよ! 長女でしょ!? そして龍巳! なんであんたはそんなにやりきったような顔してるのよ!?
「……な、なあ火織。どういうこと?」
「え!? なんでここで私に振るの
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