ん、フラグか?
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銀の戦車《シルバーチャリオッツ》が持つ本来の速度、存分に味わえ!!」
兄ちゃんの周囲を囲むように動く戦車。狼兄ちゃんは流石について行けないみたいだ。やっぱりあの速度に勝てる奴はそうそういないんだな。
「くっ、牙狼一閃!!」
強烈な攻撃が放たれるが、それは戦車をすり抜ける。
「ノンノンノンノン! 今のは残像だ!!」
「お主、大概にセコイ戦闘をしよるのぉ・・・。」
横で国王が呆れてるが気にしない。勝てればいいんだよ勝てれば。
ぶっちゃければ、「勝てれば良かろうなのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ってやつだ。
「さぁ、今度はこちらから攻撃だ。さっきまでのは防げてたが、今度の剣捌きはどうだぁ!!!」
「ガッ!!!?」
高速で兄ちゃんを斬りつける戦車、はた目には複数の戦車が同時に攻撃してるようにしか見えない程の速度だ。完全に兄ちゃんは手も足も出ない。
そしてそのまま空高く斬り上げ・・・
「フィニッシュだ!!」
「ぐあぁっ・・・・!!!」
トドメに突き出されたレイピアに吹き飛ばされて屋敷の壁に叩きつけられた。
「よし、取りあえずこれで全兵の相手終わったな。で、何の用事で来たんだよ国王?」
「・・・・お主、手加減とかせんのか・・・? まぁいい、用事はの、先だっての反逆者が尋問で自白をしおったから言いに来たのだ。」
いや、手加減したら怒るだろアンタら・・・。
ま、今はそんな事より、首謀者野郎の自白の内容だな。
「そうか。で、どんなだ?」
「それが・・・、奴は何者かに唆されたと言うておる。」
「何者かに・・・?」
妙だ、ニンゲン嫌い故に排他的になってるケモナの獣人に接近出来、さらには反乱何て大事をやらせるように仕向けることが出来る・・・。そんな奴いるのか?
俺の考えが顔に出てたんだろう、俺の疑問に国王が答えてくれた。
「儂らも有り得んとは思っておるが、だが奴はそう言っておる。嘘を見抜ける者が尋問官におるが、その者曰く嘘は言っていないそうだ。」
なら、本当の事か・・・。ちょっと信じがたいが・・・・。
「で、どんな奴なんだ?」
「それがよく分からん。奴が会ったのは1人だけらしいのだが、その男の口ぶりから他にも複数の仲間がいるというのは分かったらしい。それと、その男もお主と同様、何か不思議な技を扱ったのだそうだ。」
不思議な技、か・・・。
神様の口ぶりからして波紋やスタンドを頼んだのは俺が初めてだったのだろうし、あの人の性格上絶対にジョジョ関連の力だ・・・。
となると、気化冷凍法か・・・柱の男達の流法系統の技か・・・?
まぁ、何にせよ、注意するに越したことはないな。
「まだはっきりとは分かっておらんが、いずれこの国を出るのだろう? な
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