暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第0章 平穏な日常と新たな家族
第10話 準備完了!
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うになったんだね。嬉しいんだけどそれがアニメ技っていうのがお姉ちゃん複雑だよ。
「火織」
そんな中、黒姉が急に真剣な顔で話しかけてきた。
「何?」
「この間のイッセーが負けた試合、相手の悪魔に気付かれたかも」
「!」
さすがに相対すればいくら目覚めていなくても
神器
(
セイクリッドギア
)
を持ってることぐらいは気付くか。まあグレモリー眷属がいきなり襲ってくるなんてことはないとは思うけど……
「……守れるよね?」
黒姉はいつになく弱気な発言をした。
「そのために毎日こんな過酷な修行してるんじゃない。大丈夫だよ。きっとなんとかなる。それにこっちには無敵の龍神様がついてるじゃない?」
「そう。我、必ずみんなのこと守る」
いつの間にか気絶した白音を抱えた龍巳が私達の傍にいた。
「そうね。そのためにこんなに頑張ってるんだもんね! にゃはは! お姉さんとしたことが似合わず弱音吐いちゃったにゃ。じゃあいっちょお姉さんも強くにゃろうかにゃ? 龍巳、お願い」
「ん。分かった」
私が龍巳から気絶した白音を受け取ると、黒姉と龍巳は私達から離れて稽古を開始した。
私達なら大丈夫。こんなに頑張ったんだもの。グレモリー眷属と敵対することもないだろうし、その後の危機も私達ならきっとくぐり抜けられる。イッセーだってこれから強くなるんだし。いざとなれば私も
魔獣創造
(
アナイアレイション・メーカー
)
を全力で使うつもり。誰一人失いやしない。みんなで一緒に生きるんだ。
原作開始まであと半年……
ちなみにあの後黒姉が龍巳のアニメ技に敗れて目を回すのは言うまでもない。
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