暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第0章 平穏な日常と新たな家族
第4話 入学
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日の訓練は終わり。成長はしている……でもまだまだ戦えない。やはり人間、成長に限界がある。今の戦い方で身を守る、やはり難しい。

 とりあえず火織起こそう。魔力弾あたって、火織動かない。……大丈夫だよね?







 我今火織を膝枕中。火織、苦笑いしながらこっち見てる。

「剣道場では同年代相手には敵なしなくらい強くなったのに、やっぱり龍巳には全然届かないや」

 火織、我と二人の時、喋り方少し変わる。大人っぽい?

「火織、その戦い方限界ある。本来の使い方で戦う。そのほうが強い」

 我、忠告。火織の刀、強い。でも刀振る火織、弱い。刀、強い。なら、本来の使い方、魔獣創ればかなり強い……はず。

「う〜ん。それは分かってるんだけど、魔獣創造(アナイアレイション・メーカー)持ってることはなるべく隠したいんだよね〜。神滅具(ロンギヌス)は他の神器(セイクリッドギア)より狙われやすいでしょ?」

 それ分かる。でも……

「でも、この戦い方、限界ある」

「うん、分かってる。でも本来の使い方で魔獣を創っても、私が完全に無防備になるじゃない? やっぱり同じよ」

 それも正しい。我、反論できない。

「やっぱり問題はこの体よね〜。英雄の子孫ならいざしらず、平凡な生まれの私じゃどんなに頑張っても堕天使や悪魔には敵わないのよね〜。やっぱり根本的なこの身体スペックを埋めるところから解決しないと無理かな?」

 ……でもそんな方法

「いや、あるにはあるんだよね〜。できるかどうかは別にして」

 その言葉に我驚く。

「でもちょっと危険かな? 時間もかかるだろうし」

 その言葉に我、不安になる。我、火織に死んでほしくない。我、膝の上にある火織の顔に抱きつく。

「龍巳?」

「我、火織守る。イッセーも守る。絶対守る。だから、無理しない」

 我、喋るの苦手。うまく言葉使えない。だから伝えたいこと全部伝わるかわからない。だけど……

「うん、ありがとう龍巳。そうだよね。私一人で無理して龍巳を悲しませるのは違うよね」

 そう言って火織、我の頭撫でてくれる。火織の手、優しくて好き。

「無理しない程度に頑張るよ。龍巳に心配かけないように」

「ん」

 我、その言葉に安心。

「火織、約束」

「うん、約束だよ」

 そう言って、火織は我を撫で続けてくれた。







 今日の訓練終了。部屋に戻って寝る準備。今は火織の部屋。次元に穴、火織の部屋に開けていたから。我、自分の部屋に戻る。

「ねえ龍巳」

 火織の部屋のドアに手をかけた我に火織、声かける。

「忍び込まなくても最初っから一緒に寝てもいいんだからね? も
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