暁 〜小説投稿サイト〜
最強の防御魔法使い〜水の換装滅竜魔導士〜
デカイ家も大概だね。
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キラキラ光らせながら言っても説得力皆無だぞ…
まぁでもしゃーない。本当にどんだけ広いんだこの庭…

「初めてここを訪れた方は皆あなた方のように驚かれて行きますよ。」

「で、でしょうね…」

くどいようだが本当に広い。うちのギルドの何倍あるんだよ…庭だけで…

そんなこんなしていると屋敷の中に入れてもらった。
まぁ当然屋敷の中も広かった。うん。豪邸だな。
そして俺とライラは一つの部屋に通された。ソファーやらなんやらがあることから接客のための部屋かな?

「こちらでお寛ぎ下さい。少ししましたら奥様と旦那様がお見えになります。」

と、ロノウェに案内された。

「ありがとうございます。」

ではまた。とロノウェが返事をして、部屋から出て行った。

「さっすが貴族。家も部屋も庭もなにからなにまで豪華だな。」

多少こういうのには憧れがあるが、多分すぐ飽きる。だって絶対使ってない部屋の方が多くて掃除大変じゃん。

「そうだね〜。」

「そういえばライラは何処に住んでるんだっけ?」

「ん?フェアリーヒルズだよ。」

フェアリーテイルには女子寮が存在する

「そうか、こんな豪邸住んでみたいか?」

「住んでみたいけど多分落ち着かなくて家にいるだけで疲れそう(苦笑」

「だよねー」

そんなこんなしていると。
コンコンとノックがした。

「失礼します。旦那様と奥様がみえました。」

そういってロノウェと依頼主である夫妻が入ってくる。

「よくぞお越し下さった。私はニルヴァレン家現党首、クラウス・ニルヴァレンという。で、こっちが家内の…」

「フィール・ニルヴァレンなのです。ふふ?」

うわっ、なんだ、旦那さんはすっげー貫禄出てるし奥さんはすっげー美人…
でも見た目二人とも20代後半くらいか?

「初めまして、フェアリーテイルの魔導士、ユーキ・グロウイースといいます。」

「同じくライラ・ロールシュトレインです!」

と、俺とライラはお辞儀をした。

「まぁまぁ、どうぞ座ってくれ」

「失礼します」

俺とライラが座り、その向かい側に夫妻が座る。

「さて、依頼の件だが、範囲はここからアカネビーチを1往復、期間は明日ここに帰るまで。つまり向こうで一泊二日と言うわけだ。君たちの宿もとってある。」

「わかりました。しかし、何故魔導士ギルドに依頼を?きちんとした傭兵ギルドでも良かったのでは?」

「もちろん傭兵ギルドからも2人雇っているが、どうも傭兵達は保守的になりやすいようでな?それに最近はガラの悪い魔導士が悪さをしていると聴く。だったら魔導士も必要だろうとふんだのだ。」

「なるほど、つまり俺たちは攻撃面に力を入れれば言い訳ですね?
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