第三話「地球での生活 文化の違い」
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問をするとは夢にも思っていなかったな、リオンは思った。あのがめつい女は真っ先に聞いただろうが、
「いいえ、『円』ですよ。…ああそうか、まだリオンさんはお金を持ってないんでしたっけ。」
「ああ、その通りだ...さて、参ったな、これじゃあ流石にどうしようもない...」
「ああ、それは私が貸します。」
そうフェイトは言った、その後思い直して
「あ、私も行きます。リオンさんはまだ土地勘ないでしょう?」
「至れり尽くせりですね、坊ちゃん。」
「…あのケチが給料を出したら必ず返す。」
リオンは未だ部屋の一件について根に持っていた、
「…そう言えば」
モクモクモクモク・・・
口から未だ煙を出し続けてるアルフ。
「忘れてた...!アルフ!大丈夫?」
「ああ...なんとかね...コホッ。」
最後に黒煙を一煙吐いて立ち上がった。
「さあ行こうか...ていうかアンタその剣小さくできたり隠せたりしないのかい?」
「シャルか?無理だな、何か問題でもあるのか?」
「この世界は帯刀が法律で禁止されているんだよ。」
銃刀法についてアルフはリオンに言った
「なに...?それでは戦闘の時どうするんだ?」
「その時はそのときでやりようがあるのさ...でも今は置いてってくれないかい?幸いなことにここいらは治安がいいから盗まれることも無いからさ。」
「そういうことなら仕方が無いですね、坊ちゃん。僕はお留守番してますよ。」
「それじゃあジュエルシードの反応があった時どうするんだ。…いや待て、見えなければ問題ないんだな?」
「?ああそうだけど。」
「なら話は早い。」
そう言ってシャルティエをナップザック(元からあったがフェイトとアルフが使わなかったため放置されていた)に入れた
「ああ、成程ね。これなら僕も一緒に行けそうだ。」
「じゃあ行こうか。」
「そうですね、行きましょうか。」
「ここが本屋か...。街中を歩いているときにも思ったが随分明るいんだな。」
文明の差をひしひしと感じずにはいられない・・・プレシアの時ほどではないが。
「ああ、あったあった。これが言語の教材のブースですね。」
「・・・随分いっぱいあるな。」
「ああ、この世界では地域によって喋る言葉が違うんですよ。」
「こりゃあ覚えることが沢山ありますね。坊ちゃん。」
アメリカと言う地域では「英語」、ここ日本では「日本語」、ミッドチルダでは...と最後のは地球ではなかったがともかく色々な言葉があるようだ。
「これが良いでしょう。『よくわかる地球の言語』。」
「なんだその怪しいタイトルは...まあいいだろう。そう言えばお
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