暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 世界を渡りあるく者
第三章 孤独だった者たち 〜海鳴 闇の書事件〜
第十話 最終決戦@ もう独りじゃない
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。最後に言っただろうーー真実と幻想がもうぶつからないようにーーその約束がある限り、僕は君とともにあるよ」

俺の胸をたたきながら笑う

「ああーーそうだな。忘れない。じゃあな」

「うん、また」

そういいながら消えていく

あいつは、俺と対になる真実の魔術師だった

幻想と真実は反発しあう、はずだった

でも、俺たちはお互いになにも知らないで出会った

そのときは、まだ魔法とか、そんなのも知らなかった

そして親友にまでなった

なのに、殺した

殺し合いをした

「なんでなんだろうな」

でも、もうそんなことは繰り返さない。繰り返させない

「だから、安心して眠ってくれ」




いこう、前に




出口は見えてる




はやてっていう少女の魔力も感知できてる

まずははやてっていう子に会おう

彼女も孤独じゃない

だから絶望する必要なんてないって教えよう

さあ、すべてを終わらせに、最高のハッピーエンドを作りにいこう

俺は体を粒子にしてその子の元へ向かった
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