暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 世界を渡りあるく者
第三章 孤独だった者たち 〜海鳴 闇の書事件〜
第十話 最終決戦@ もう独りじゃない
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守護騎士プログラムを抹消しようとしてやがる

ここからじゃまだ遠い、間に合わない

ヴァルケン達が蔓に貫かれ、情報的にも、物理的にも消されたのがわかる

くそったれ。せめて主だけでも....え?魔法陣が展開されてる?

やばいやばいやばい

どうすりゃいい?いまここからじゃどうやったって間に合わない

しかも、本人が絶望してるのも併せて、暴走を加速させてやがる





ごめん



また、俺は救えなかった







そして俺は魔力流にながされ吹き飛ばされる


寸前で踏ん張った

違うだろう。まだ手はある。あるはずなんだ

探せ、最後まであきらめるな

これが運命だとしても、乗り越えろ

「前だけ.....そうだいつだってそうだ。前をみて進むんだ」

「はやてちゃん!!」

「はやて!!」

どこかにとらえられていたのか、なのはとフェイトも主の少女と思われる名前を叫びながら合流した

前を見るとそこには魔力が天まであふれて、まるで塔のような形をしていた

それはまるで爆発をするかのように周りに広がり、俺たちを吹き飛ばそうとしていた

全員で耐えるとさっき少女がいた場所には別の人物が立っていた

「逆ユニゾン....か」

おそらくは管制ユニット、遂に出てきた。しかもナハトヴァールこみで

もしも、もしもだ。ナハトヴァールが無ければ話し合いは成立したのかもしれない

でももう今となってはもう無理だ

だが、方法がないわけじゃないんだ

しかしそれは本当に細い

それでも

それでもやるしかないんだ

違うな、やってみせるんだ

「また、すべてが終わってしまった」

管制ユニットが話す。よく見れば泣いていた

あいつも、心のどこかでは平和が欲しかったってことなのかな

「我は魔導書。我が力のすべてを」

<デアボリック・エミッション>

管制ユニットが手の平を天に向け、そこに魔力をため始めた

それは瞬く間に大きくなっていく

「あっ...」

なのはとフェイトは呆然とそれを見ていた

「忌まわしき敵を打ち砕くために」

「まっずい」

「空間攻撃!!」

いまフェイトのバリアジャケットはどこから見ても防御をすてて早さをとった姿になっている

確かソニックフォームだっけか

そんな状況であれを、しかも殺傷設定でくらったら死ぬ

「なのは、フェイト俺の後ろに隠れろ!!」

「う、うん!」

なのはとフェイトが俺の後ろに隠れると同時に

「闇に沈め」

ためていた魔力を圧縮してから解放、たちまち高密度の魔力がいったいを覆っていく

「あれ
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