TURN7
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。
「敵駆逐艦接近しますッ!!」
「ミサイル発射ァッ!!」
摩耶の左舷から対艦ミサイル六発が発射される。
四隻から計二四発が放たれたミサイルは、巡洋艦からミサイルが発射された事に驚いた敵駆逐艦群に着弾した。
「敵駆逐艦十二隻撃沈ッ!! 三隻艦橋に命中して漂流を始めましたッ!!」
「後方から味方駆逐艦六隻接近してきますッ!!」
「……南雲提督からの増援やな」
ありがとうっすよ南雲提督。
「敵駆逐艦の相手は味方駆逐艦に任せろッ!! 摩耶は敵先頭艦に接舷して陸戦隊を出せッ!!」
「分かりましたッ!!」
副官が俺に敬礼をする。
「総仕上げやな……」
俺はそう呟いて陸戦の準備をした。
「艦長、本当に行くんですか?」
陸戦隊を指揮する大尉が俺に聞いてきた。
「まぁな。まぁ無茶はせんしな」
「……知りませんよ」
大尉が溜め息を吐いた。
まぁ俺が無茶するのは第四戦隊の共通認識らしい。(何時俺が無茶をした?)
「扉開きますッ!!」
切断作業をしていた水兵長が叫ぶ。俺は衝撃銃と対レーザー銃用防御大楯を持って準備をする。
ガコン。
扉が開いた。
「行け行け行けェッ!!」
陸戦隊員が敵先頭艦に乗り込んでいく。
「日本海軍やッ!! 大人しく手を上げろッ!!」
拳銃を撃とうとした敵乗組員に衝撃銃を撃って気絶させる。
「おい艦橋の通路はどっちやッ!!」
俺は捕虜にした敵乗組員から艦橋の通路を聞く。
「そ、そこの通路を行けば艦橋に行けます」
敵乗組員は衝撃銃に脅される形で場所を暴露する。
「よし、艦橋に行くで」
「了解です」
指揮官の大尉と数名で艦橋に向かう。
「……どうやらこの扉の奥が艦橋のようです」
扉の前に俺達が集まる。
「閃光弾をくれ」
「分かりました」
俺の今からする意図に気付いた隊員が俺に閃光弾を渡す。
「そらッ!!」
一瞬、扉が開いて相手側が銃を撃ってくるが、楯で防いで閃光弾を投げる。
閃光弾は艦橋を明るく照らして敵乗組員の視力を奪う。
「突撃ィッ!!」
俺は大楯を構えて大尉達と共に艦橋へ雪崩れ込んだ。
「カイワレペ○スのジャップをぶちのめせッ!!」
艦長席から転げ落ちたと思うキャシー・ブラッドレイが目を押さえながら喚いていた。
「喧しいわッ!!」
俺はブラッドレイに拳骨を落として静かにさせる。
『此方機関室、機関室の占拠しました』
「よし、後は他の艦の援護に回るで」
俺はそう言った。
日本海軍はマ
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