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東方変形葉
全国10カ所の妖気
東方変形葉42話「岩手・慰霊の森、そしてついに・・・」
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て紫は、俺が潰して回った強大な妖力をもつ妖怪よりも、それをはるかに上回る妖力を展開した。
・・・これが紫の本気なのか。それともまだ抑えている方なのか。さすが大妖怪。
「紫、ここは任せた!藍、姫雪、きらちゃん、ほたるちゃん、行くよ!」
スキマを開いた。しかし、スキマを消されてしまった。
『へへへ、先には行かせませんぜ。私の能力、『一つの目的を束縛する程度の能力』であなたのワープ機能を縛りました。』
ちっ、余計なことをしてくれたものだ。
「ふん、それならすぐに倒させてもらう!もう全開で行くよ!反則過ぎて使えなかったスペカを今、ここで使う!」

神速「光速結界閃々」

“速度の変化”で光速まで速度を上げた結界が次々と飛ぶ。
『なっ!?がああぁぁぁああぁぁああぁっ!』
相手がひるんだところで、神力の光線を放つ。
『ぐうっ、構うものか!』
妖力の光線をはなってくるが、神力に妖力が敵うわけがない。
『なっ!?神力だと!?ぐがぁぁあああぁぁぁぁあああ!』
地面に叩きつける。まだワープは使えないようだ。仕方ない。
「終わりだ。」
結界で相手の周りを囲み、その中だけを“温度の変化”で100度まで上げる。
『ぎぃぃぃいぃいいいい!』
妖怪は力尽き、ばたりと意識を失う。それと同時にワープ機能が回復する。結界を解き、縄で妖怪を縛り付ける。
「さてと、行くよ。藍は魔法の森へ行ってくれ。俺達は人里へ向かう。」
「ああ、任せておけ。私の、九尾の力を見せつけてやるよ!」
用意したスキマで藍は魔法の森へ行った。俺達もスキマで人里へ向かった。



続く

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