全国10カ所の妖気
東方変形葉42話「岩手・慰霊の森、そしてついに・・・」
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
と、電撃が風を切り裂きながら飛んでくる。
「『金剛結界』!」
電撃を防ぐ。しかし、あまりの威力の強さに思わず後ろに足を引いた。
『おらおらおらおらぁ!』
電撃は量を増し、威力を増していく。
「神力解放!」
神力を解放し、電撃を消し、光線を放つ。
『ちいっ、人間風情がおかしな力を持っていやがる。これでどうだ!』
と、電撃の光線が俺を襲う。それを神力の光線で対抗する。
後ろから刃物が飛ぶ。しまった!トラップか!
と、それをきらちゃんがスキマを開いて回収する。
神力をさらに加えると、電撃の光線は押され、敵とともに地面に叩きつける。
気配がある。まだ生きているようだ。
『はははははははは!しねぇ!』
一瞬で詰め寄り、電撃を放ってきた。
「ぐっ!?」
威力はかなりある。服の一部を切り裂き、電撃が走る。
威力が強すぎて、俺は吹き飛ばされた。
「やってくれるなっ!」
天変「ミーティアマジック」
弾幕を展開する。一部の弾幕が細かな光線となり、敵を襲う。
それをさっさとかわし、光線をめちゃくちゃに飛ばしてくる。
それをすべて読みきり、スキマを開けて回収し、敵に返す。
『がああぁぁぁあああっ!!』
すべて体の急所に当てたので、相当痛いはずだ。
「“神力と大爆発の比例変化”!」
大変化「無と有の境界」
何もないところから大爆発が連鎖して起こる。昨日よりもかなり威力が強いはずだ。
『があああああぁぁぁぁあぁぁぁあああ!』
爆発に巻き込まれている。よし、勝った!
と、思った瞬間だった。
日本刀が俺の肩を切り裂いた。
「ぐああっ!」
危ないところだった。もう少しで肩を持って行かれるところだった。
「“止血の変化”」
血を即座に止め、再び爆発を起こす。
『があああぁぁぁぁああああっ!こ、こんな人間にぃぃぃぃ!』
そして、爆発の中へと敵は消えていった。
「ぐっ、“浄化の変化”!妖気よ、消え失せろ!」
扇子を上に向けると、よどんでいた空気は元に戻った。
「はぁ、はぁ、はっ・・・いてて・・・」
肩が痛い。相当深く切り裂かれたようだ。
今、これ以上は力を使えない。
「また無理して〜っ!早く寝よ!」
「スキマ開いたよ〜っ!さあ早く!」
意識がもうろうとしており、立ってもいられない。
「2人とも、頼む。」
「仕方ないね〜、よいしょっと」
「よいしょっ!」
人形たちに腕を持って引っ張ってもらう。
寮に帰ってすぐ、布団に寝かされた。もうその時には、意識はかなり薄くなっていた。
眩しい感覚がして、太陽の光が目を覚まさせる。起きたてのせいで周りがちかちかして良く見えない。
「あっ!目が覚めた!」
姫雪が涙目で言う。
「・・・え?どうして何日も意
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ