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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
演習
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てもここへ戻ってこいよ」

「了解だってばよ!」

シュバッ!

二人は散開し、それぞれの目標へと向かった。




「おい………」

「うわっ!?ちょっと、脅かさないでよ!」

うつ伏せで隠れていた為、慌てて起き上がろうとして気の枝に頭を打ち付けた暴力ピンク。

「俺等と協力し「イヤッ!」そうか………じゃあな」

まだ最後まで言い終わらない内に言葉を遮られ、
若干苛立ちを覚えながら集合場所へと向かった。







「おーい、サスケ。
オレたちと協力し「断る!」………ハァ………ダメか…」

やはり即答されて断られたナルト。
しょうがないと諦めをもって集合場所へと向かった。










「そのようすだと、駄目だったみたいだな」

「そっちも……か」

集合場所に帰ってきたナルトに声をかける。

「即答だった……」

「オレもだってばよ……」

二人して項垂れる。
しかしこれではカムフラージュを諦める他ない。

「仕方ないから出来る限りの加減してやるか」

「分かったってばよ…」





ところかわってカカシのいる場所。
俺とナルトは全くもって仕方なくカカシの前に堂々と姿を現して戦うことにした。

「さぁ!いざ尋常に勝負!しょ〜ぶぅ〜!!」
「しょーぶったらしょーぶ!」

カカシは軽くズッこけた。

「あのさァ……お前ら、ちっとズレてない?」

「いや、あいつらちっとも協力してくれなかったし…」

「ズレてるのはあいつらだろ……これじゃあ隊列組んだ意味がない」

「そんな顔をするんじゃないよー……。
幸が逃げちゃうぞぉー。
(しかし、チームワークを求めたか…この二人は合格でも良いな。
それができないのが悔やまれるけど…)」

悲壮感が漂っている教え子の顔を見て、
カカシはちょっと同情した。
この試験の答えに最も近いにもかかわらず、
自己中な2人のせいで全く達成出来そうもない状況にあるのは少し気の毒だと思ったのであった。

「まぁ、もうどうしようもないんだ。
とりあえずお手合わせ願いたい」

「ああ、分かった」

「よぉし!やってやるってばよぉ!」

意気込むナルトを他所に、
カカシは腰のポーチから一冊の本を取り出した。

「忍戦術の心得その1、『体術』を教えてやる」

とか言いながら、その本を読み始めた。

「随分とまぁ…」
「余裕見せすぎだってばよ…」

「ん?まぁ話の続きが気になってたからな…」

カカシは左手だけ使って器用にページを捲った。

「まぁ、気にすんな!
お前ら相手じゃ、本読んでても関係ないから」

「(ふむ、
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