全国10カ所の妖気
東方変形葉41話「沖縄・SSSの妖気主」
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ったため、なんとか大事に至らなかった。
「神力、解放!」
全ての神力を解放する。
『なに?人間が神力だと?おもしろいじゃないか!』
速度を上げ、こちらに飛んでくる。
「はあっ!」
両手を構え、黄金の光線を出す。神力によるものだ。
『ぎぃっ!』
さっとかわすと、すぐに赤黒い弾を放ってくる。
「“大地の変化”」
と、地面の一部が盛り上がる。しかし、弾は構うことなく盛り上がった地面を貫いて飛んでくる。
神変「建御雷命のお怒り」
黄色い光線が網のように張られ、弾を全て裂いていく。神力の光線はどうやら効くようだ。
「くらえ!」
高密度弾幕を放つ。
『があっ!くっ!やられるものか!』
赤黒い光線を放ってくる。さすがに高密度弾幕も光線もすべて吹き飛んだ。
こちらも、両手を構えて神力の光線を放つ。赤黒い光線は負けることなく押してくる。
『もっとだ!もっと妖力を加えるぞ!』
赤黒い光線は、さらに勢いを増した。まずい、神力をさらに加える。全力を出した。すると、ある時を境に一気にこちらが優勢となり、相手を地面に叩きつけた。
砂煙が立つ。まだ気配がある。
と、ひとつの針が飛んできた。
「くっ!」
肩をかすめた。違和感がある痛みなので、すぐに“解毒の変化”で毒を消す。
すると、妖力でできた剣で攻撃してきた。それをなんとかかわすが、横腹をやられた。横腹からは血がにじんでいた。
・・・仕方ない。あれを使うしか。
『はははははははは!貴様ももう終わりだ!』
と、赤黒い光線が飛んでくる。俺は渾身の力を込め、放った。
「“神力と爆発の比例変化“!」
神力を持っていればいるほど、爆発の威力が高くなるという変化。
大変化「無と有の境界」
大規模の爆発が連鎖して起こる。爆発は、赤黒い光線とともに相手を巻き込んだ。
『な、なんだと!?そんな馬鹿な・・・がああぁぁぁあぁぁああっ!』
「ぐっ、“浄化の変化”妖気よ、消え失せろ!」
扇子を上に向け、妖気を消していく。
「はぁ、はぁ・・・ぐっ!」
横腹が痛む。“止血の変化”で血を止めたが、結構痛い。
「さて、2人とも。帰ろ・・・あれっ」
ぺたんっと地面に座り込んでしまった。動けない。
「裕海様、無理しすぎだよ!早く帰って寝て!」
「はい、スキマあけたよ!」
人形たちが俺の腕を持ち、体を持ち上げてスキマの中へ入った。
「あっ!帰ってきた!・・・大丈夫!?」
姫雪が出迎えてくれた。蓮子とメリーも出てきた。
「ちょっと横腹を斬られただけだよ。いててっ」
「もう、早く布団にいこっ!」
「はやく〜!」
人形たちが引っ張る。
「そんなこともあろうかと、布団はもう用意してあるわよ。」
「今日の料理は私たちで作るから、安心して寝てていいよ。
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