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ロックマンX〜朱の戦士〜
第四十一話 Military Train
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手になりそうだ。」

ビストレオ「舐めんなああああっ!!ツインスラッシャー!!」

ゼロ「夢幻!!」

ビストレオの放った衝撃波を屈んでかわしながら、分身を放ち、直撃させる。
そして体勢を崩したところでトリプルロッドを繰り出す。

ゼロ「雷神撃!!」

トリプルロッドの穂先から電撃が放たれた。
Zセイバーより電撃の規模は小さいが、トリプルロッドの長さによりZセイバーの雷神撃よりもリーチが長い。
そしてZセイバーを抜くと、セイバーを一閃する。

ゼロ「岩砕刃!!」

地を這う衝撃波が繰り出され、ビストレオの脚部に直撃し、爪を破壊した。

ビストレオ「お、俺の爪が…」

ゼロ「これで素早い動きが出来なくなったな」

ビストレオ「ぐっ…殺す!!ぶっ殺してやる!!」

ゼロ「無理だな」

セイバーを納めるとゼロはビストレオにバスターを放つ。
ビストレオはそれを回避するが、爆発的な瞬発力を生み出していた脚部に損傷を受けたために以前程素早くはない。

ゼロ「俺はあいつらを止めるまでは死ねないんでな」

トリプルロッドを再び勢いよく繰り出す。
それは狙い違わずビストレオの動力炉を粉砕した。

ルイン「ゼロ…」

ゼロ「ルイン、ハンターベースに戻るぞ」

ルイン「うん、ごめんね迷惑かけて」

ゼロが差し出した手をルインが握り返し、ルインはゼロと共にハンターベースに帰還する。
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