第十八話
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悠斗side
ソロモンに到着した我々は、現在中央司令部に来ている。俺は部屋の中央に有る椅子に座り、現在のソロモンの状態を確認していた。アニメ版だと、ドズル中将が座っていた席だ。
「稼働率がまだ1割にしか、満たないのか」
「はい。現在の人員の状態ではとてもソロモンを本格的に稼働させるのは、不可能です」
ラコック大佐が答えてくれる。流石にまだ、頭に髪の毛がきちんと生えています。Ζガンダムだと禿げていますからね。
「先ずは、人員増員から始めるか」
ソロモンは、元々ジオンの宇宙前線基地だったから、かなりの人数が必要だ。連邦軍の大部隊が簡単に収まる位だから、本格稼働には人員が必要だ。
俺は創造を開始する。
(デラーズ・フリート兵百万人(パイロット、整備兵等)ネオ・ジオン兵(第二次ネオ・ジオン抗争時、艦長、パイロット、整備兵)三十万人だな)
とりあえず、此くらい呼んでおけば、問題ないはずだ。ソロモンに入った時に使用した、宇宙戦艦ドック(隔壁閉鎖済み)に創造しておく。
確か、トワニング准将がまだ居たはずだから、彼に任せよう。
「不動閣下、コーヒーをどうぞ」
「済まない、ラコック大佐」
さりげなくコーヒーを、出してくれる。こう言う気遣いが出来る彼だからこそ、ドズル中将の出撃後のソロモンの指揮を任されたのだろうな。事実ドズル亡きあと、ソロモンから脱出するように、全軍に指示を出しているしね。
「しかし、まさか地上基地と同じ生産プラントと、無限原子炉発電が有るとはな」
コーヒーを飲みながら、手元に有る報告書を読む。因みに、此処は重力があるのでコーヒーが飛散する事は無いよ。
「はい。プラントは、現在は食糧生産ラインのみ、稼働させております」
「しかも、資源はある意味無限か」
そうなんですよ。宇宙空間では、資源衛星さえ見つけて使用すれば良いので、初期から有る資源なんて、ほとんど関係無いなんて羨ましいわ。
しかも、地上プラントと資源量は共同なので地上で、無理に資源回収するよりは、宇宙で資源回収した方が楽でいいです。
「とりあえず宇宙軍は、資源回収が当面の任務になるな」
「そうですね。ならば、そのように指示を出します」
「あと、ソロモンに、ミラージュコロイドを展開させて、我々メビウス以外の組織に発見されるな。バレると、面倒事になるからな」
特にアメリカとか、ヨーロッパとか、日本とか、ソ連とかです。
「はい。かしこまりました。総員、ミラージュコロイドを展開するぞ」
ラコック大佐の指示のもとソロモンにミラージュコロイドが展開される。何故か、このソロモンにはミラージュコロイドが装備されていました。
(まあ、十中八九神様の、アフターサービスなんだ
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