第十六話
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に出席している、将校全員が頷いて賛成の意思を示す。
「よし。しからば、不動准将、貴殿は早急に偵察艦隊を編成してせよ!人選は任せる」
「は!かしこまりました。ならば、早急に編成致しますので、少々お待ちを」
俺は、頭の中で創造を開始する。
(ザンジバル級巡洋艦10隻、ラコック大佐、ノルド・ランゲル少将、トワニング准将、ラカン・ダカラン大尉、マシュマー・セロ大尉、キャラ・スーン大尉、ゴットン・ゴー大尉、グレミー・トト中尉、イリア・パゾム少尉、デザート・ロンメル少佐)
ザンジバルは、打ち上げた基地に、ロケットブースター装着済みで配置した。会議室中央に呼び出した人達が現れる。
「悠斗よ、この者達が、先見艦隊の乗員か?」
「はい。まあ、あとはザンジバル級を10隻、マスドライバーに配置済みです」
「そうか。ならば良い」
デラーズ閣下が、納得した表現をされる。
「不動准将。求めに応じて参りました。しからば、我々はいかがすれば、よろしいのでしょうか?」
「ああ、済まないトワニング准将。貴殿以下数名は、スクリーンに映っている、資源衛星に調査を行って欲しいのだ」
全員が、中央にあるスクリーンを見る。すると、全員が驚いたようだが、直ぐに納得した表情になった。
「分かりました。ならば、直ぐに出発準備を始めます」
「頼んだぞ。先見隊の報告次第では、我々は宇宙での活動も視野に入れて作戦を展開出来る様になるのだからな」
「はい。かしこまりました。ならば、失礼させて頂きます」
俺に頭を下げて、下がるトワニング准将達。だが、全員に下がられては困るので声をかける。
「待て、マシュマー・セロ大尉、キャラ・スーン大尉、グレミー・トト中尉、イリア・パゾム少尉は残れ。話がある」
俺に呼ばれた隊員は、再び俺の前に集まる。
「不動准将。マシュマー・セロ大尉以下4名出頭しました」
「楽にして良い。さて、何故お前達を呼んだかと言うと、確認しておきたい事があるからだ」
まあ、この面子を考えれば、分かる通り強化人間かどうかなんですよね。
「マシュマー・セロ大尉、キャラ・スーン大尉、二人とも強化人間か?」
「いえ、其がどうも違う様なのです」
「どう言う事だ?話してみろ」
「はい。キャラ・スーン大尉は、分かりませんが、私はどうやら強化人間だったはずなのですが、何故かNT(ニュータイプ)になっている様なのです」
「な?それは本当か?」
「はい。キャラ大尉は、どうですか?」
「ああ、私もどうやら強化人間から、NT(ニュータイプ)になっているようだ」
胸元がやたら空いた軍服で胸を張る、キャラ・スーン大尉。横に座っている、ユーリ・ケラーネ少将が、その胸元を
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