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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
顔合わせ
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「アレ、ナルトにユウジ?
何でお前がここにいんだよ!
今日は合格者だけの説明会だぜ?」
とある教室。
そこには先日の卒業試験で合格を受けた生徒数十名が
ワイワイと騒いでいた。
その中で合格はないであろうと思われていた二人の生徒が見えれば
そう問いたくなるのも仕方がないだろう。
「ん?ああ……
追試験みたいなの受けて、それに合格したからココにいる訳だ」
「ちょっと、そこの席通してくれる!?」
例のピンク髪の凶暴女、『春野サクラ』がナルト…ではなく、俺に命令してきた。
どうやら、俺の左隣にいるナルトの更に隣に座っているサスケに用があるらしく、
何としてでも隣に座りたいらしい。
「今更動くのは勘弁だな。
動きたくないし」
「いいからどけ!私はアンタ達の向こう側に座りたいのよ!
しゃーんなろー!!」
俺の反論を完全無視。
何の躊躇いも無く理不尽を叩き付けてくるサクラに少しキレそうになったが
何とか我慢してナルトを残し、その一つ上の段の席に移動してやった。
暫くナルトの挙動不審を眺めていたら、何時の間にかイルカが教室に入って来ていたので、
そちらに目を向ける。
「みんな!卒業おめでとう!
今日から君達はめでたく一人前の忍者になったわけだが、
しかしまだまだ新米の下忍……本当に大変なのはこれからだ!
これからの君達には里から任務が与えられることになる。
今後は3人1組の班を作り、各班ごとに1人ずつ上忍の先生が付き、その先生の指導の下、任務をこなしていくことになる。
という訳で、班は力のバランスが均等になるよう、こっちで決めた」
『えーーー!!』
イルカがそう言った途端、生徒たちから大ブーイングが起こった。
しかし、何食わぬ顔でイルカは話を進めていった。
「………じゃあ、次!7班!
尚、この班だけは4人になる!
ではまず、春野サクラ!うずまきナルト!
それと……うちはサスケ!
最後に、赤志ユウジ!」
暴力ピンクの次に自分が呼ばれたナルトは
見てわかるほどに落胆し、「ヒナタが良かったってばよ……」
と呟いているのが聞こえた。
どうやら少し遠くにいるヒナタ本人も聞こえてしまったようで、
顔を赤らめていた。
「意義あり!
どうして私とサスケ君がこんなクラスのビリ二人と一緒になるんですか!」
ほう、言ってくれる。
なんなら今から模擬戦したいところだな。
「最初に言っただろう。
実力が平均になるように組んだ、と」
もの凄い剣幕で怒鳴って来る暴力ピンクにイルカは少しため息を吐いた。
「…………いいか?
サスケは(表向き)卒業生28名中1番の成績で卒業。
そして、ナル
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