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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
顔合わせ
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トラップを仕掛けたのは暴力ピンクだったため、
それに逆ギレをし始めたときはどうしようもなかった。

それはさて置き、屋上に集まったメンバーはとりあえず適当に座れる場所に座った。

「まぁそうだな……まずは自己紹介をして貰おう」

「……どんなこと言えばいいの?」

こいつ、自己紹介の意味しらないのか?

「そりゃあ、好きなもの、嫌いなもの……あとは…
将来の夢とか、趣味とか……ま!そんなのだ」

「じゃあ、とりあえず見本ってことで先生からやってみれば?」

ナルトの言葉にカカシは頷く。

「あー………、
オレは『はたけカカシ』って名前だ。
好き嫌いをお前らに教える気はない。
将来の夢って言われてもなぁ……
ま!趣味は色々だ………っと、こんなところだな」

「ねェ……結局分かったの……名前だけじゃない?」

とかサクラが呟いているが、
カカシはあえて聞こえないフリをしてそのまま司会を続けた。

「じゃ、次はお前らだぞ。右から順にな」

と言って、カカシはナルトの方に目を向けた。

「オレからか……
オレの名前は『うずまきナルト』!
好きなものは修行と一楽のラーメンとユウジの料理!
嫌いなものは………うーん………何だろ?
まぁあいいや。
んで、将来の夢は…火影になる!そんでもって皆から認めてもらえる人間になるんだ!」

最後の一言を言ったときのナルトは、
何処か遠くを見るような、そして悲しそうな目をしていた。

(なかなか面白い成長をしたな、こいつ……
でも、こんな12、3の子供がそんな目をするなんて…
さっきの話し、ほぼ事実なんだな)

カカシもナルトの境遇を想像してか、
少し可哀想だと思っていたりする。

「…それじゃ、次!」

「……名は『うちはサスケ』。
嫌いなものなら沢山あるが、好きなものは別にない。
それから……夢なんて言葉で終わらす気はないが、野望はある!
一族の復興と、ある男を必ず………殺すことだ」


その一言でその場に冷たい空気が流れた。

ナルトはナルトで
『殺すことって……オレの事じゃないだろな…』
とか思って挙動不審。

暴力ピンクは目をハートにしている。

カカシは目を細めていた。

「よし…じゃ、次…………女の子」

「私は、『春野サクラ』。
好きなものはぁ……ってゆーかぁ、好きな人は…
えーとぉ………将来の夢も言っちゃおうかなぁ……キャーーー!!」

カカシとナルトは『コイツ、頭大丈夫かな?』
という目で見ていた。

「嫌いなものは、この二人です!」

バッと俺とナルトを指差す暴力ピンク。
ナルトはどこ吹く風のように気にせず、オレはというと…

「おろろろろ…………」

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