第十二話
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減らすのが目的だからな。
「その時はきちんと連絡をくださいね」
「分かってるよ、唯依ちゃん。今度はするから、安心してね」
まあ、出来るかは分からないが約束はしておこう。
それから、他愛もない話をして甘味所を後にした。ちなみに支払いは俺が奢りました。まあ、高くないから構わないけどね。
「それでは此処までだ。また会おうな悠斗」
「ああ、またいつか和菓子を食べにいこうな真耶さん」
「また、日本にくるときは連絡くださいね」
「おう!じゃあな唯依ちゃん」
二人に敬礼してから、迎えの車に乗り込む。二人は敬礼で見送ってくれた。基地に戻ると、イルマ中尉が出迎えをしてくれた。そのまま基地の中に入って、部屋に帰って速効寝ることにした。
悠斗sideout
神様side
ワシは今、ヴァルハラ(神々の居るところ)から、多次元観察をしておる。
ワシが間違えて殺してしまった、不動悠斗を観察しておる。
「なんじゃ、あんまり原作ブレイクしておらん用じゃの」
せっかく、奴に内緒で恋愛原子核を着けてやってあるのに余り有効活用しておらんのう。
「父様何を、見ているのですか?」
何時の間にか娘のアテナが側に来ていた。
「なに、ワシが殺してしまった人間の生きざまを見ているのだよ」
「そうなんですか?しかし、この人間はまともな部類の様ですね」
「そうなのじゃ。原作ブレイク出来る力をくれてやったのに、ほとんど原作と変わらんように動いておる」
全く、これではつまらないじゃないか!
「むしろ、これはこれで良いような気がするんですが?」
むう。確かに変にブレイクするより、少しづつ流れを変えるのもありかもしれん。
「まあ、またちょっと干渉するかの」
「また、父様の悪い癖がでてます。まあ、彼くらいの人間なら、もう少し位なら干渉してもいい気がします」
よし!娘も許可を出してくれたし、奴に内緒で干渉しよう!
「けど、程々にしておいてくださいよ。あと、浮気したらヘラ様に言い付けますからね」
「なに!アテナ!それは、勘弁してくれ!流石にキツすぎるぞ!」
「駄目です。父様の浮気癖は最悪ですから、言い付けるのは当たり前です」
ワシはガックリと崩れ落ちた。浮気が出来ないなんて、生きる意味がないのと同じだ!
それから、ワシは悠斗に内緒で干渉と能力追加して、娘の説得に当たるのだった。
能力追加だけは、アイ○ォーンにメールをしておいた。気付くと良いんだけどな。
神様sideout
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