暁 〜小説投稿サイト〜
願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
証明写真と木葉丸
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
丈夫でございますか!?お孫様!!
ちなみに何処にもトラップはありません!!」

少年と男のやり取りを見ていたナルトとユウジは、一応火影に訊ねてみる。

「なあ……」
「何だこの茶番は」

「あー、ああ、ワシの孫の木の葉丸と、
その家庭教師をお願いしているエビスじゃ」

「そ、そうなの……」
「やれやれ…」

"いつもこんな調子なのか?"と2人は少し心配そうな顔を彼らに向ける。
すると・・・

「フム・・・そうか!!貴様等が何かしたんだな、コレ!!」

「いやいや、お前が勝手にこけただけだろーが!!」

「なぁ、帰りたいんだけど」

部屋に入ったときの勢いを取り戻し、
その勢いで木の葉丸はナルトとユウジに突っ掛かってきた。

ナルトは相手の胸倉を掴みながらツッコミを返し、
ユウジは無気力で対応する。

「コラ!!ナルト!!手を放さないか!
その方は三代目火影様のお孫さんなんだぞ!!」

「………」

『えー、何この空気…俺が悪いの……?』とナルトは少し焦った。

「殴れるもんなら、殴ってみろ!!」

そんな空気を読まない木葉丸の発言により、
ナルトは
「ンなの知るかってばよボケ!!!」

「いってェェェ!!」

木葉丸の頭に拳の鉄槌をお見舞いしたのであった。

「まったくもう………爺ちゃん!
後で撮り直したヤツを持って来るから、まっててよね!」

「う、うむ…行っておいで……」

エビスが悲鳴を上げたり何やらタラタラと文句を言っているが、ナルトはそんなことも気にせずに早足で歩いて行った。

………ユウジを置いて。





ところ変わって撮影場所への道中、
建物の物陰や電信柱に隠れながら、
そして隠れる場所がないときは"隠れ葦の術"を用いてナルトをストーキングしている者がいたのだが………

「何やってんだよ、木の葉丸。
木目もバラバラだし、ホントにバレバレなんだけど」

ど素人の隠密行動にナルトが気付かない訳がない。

「フフフ……よくぞ見破った!コレ!!
流石、噂通りの男!」

何故かドヤ顔をしながら木の葉丸は隠れていた布から出て来た。

「オレ、お前の子分になってもいいぞ、コレ」

「はっ?」

「その代わり、アカデミーの教師を倒した"あの術"を教えてくれ!!
頼む!!親分!!」

出て来ていきなりこんな事を言い出したのであった。
突然このような事を言われたナルトは流石は困惑した。

あの術…最近になって倒した教師はミズキ一人しか思い浮かばない。
ならば術ってのは多重影分身の術だろう。

「と、とりあえず…場所を移させてくれ…」






「さて、習いたい術って何だ?」
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ