第188話 KOGUREとNANAYO
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りすまして、復讐の時を窺っていた。」
キ「俺達銀河の旋律の魔道士は、ジョニー・メカの言いなりになってただけなんだ。確かに、実力も妖精の尻尾と並ぶけど・・・でも!「妖精の尻尾を潰したい」という感情は誰一人として持っていない!これも全て・・・ジョニー・メカの仕業なんだっ!」
まだ驚きを隠す事が出来ないナツとリョウはその場に呆然と立ち尽くしている事しか出来なかった。
コ「その通り。俺とナナヨは人間じゃねぇ。天才的な頭脳を誇る発明家、ジョニー・メカ様によって造られた“究極の魔道士アンドロイド”さ。」
口から機械油を流しながらコグレが言う。
ナ「ジョニー・メカ・・・あれ?どっかで聞いた事があるようなないような・・・?」
ナツは首を傾げ、頭を掻きながら記憶を手繰り寄せるが思い出せないようだ。
リョ「闇ギルド、科学の世界のギルドマスターだ。お前が戦った相手だろ?何で覚えてねぇんだよ。」
ナ「おぉそうだっ!アイツ、マヤの魔力を奪おうとしたんだ。だぁーーーーーっ!あのぐるぐる眼鏡野朗!思い出しただけでめちゃくちゃ腹が立ってきたーーーーーっ!!」
リョウの言葉でようやく思い出したナツは、マヤの魔力を奪おうとして卑怯な手ばかり使ったジョニー・メカの顔を思い出して口から炎を出しながら怒鳴る。
リョ「落ち着けよナツ。で、お前等2人はジョニー・メカに造られた“究極の魔道士アンドロイド”って訳か。恐らく理由は、あん時の復讐の為だな。」
リョウは腹部の傷口を押さえながら立ち上がる。
ナナ「その通り。そこまで分かっているなら話は早いわ。復讐の内容は、『妖精の尻尾の最強チームの人間を殺す』。だから、まずはあなたから殺してあげるわっ!」
コ「おらァッ!」
リョ「ぐぁあっ!」
ナ「リョウ!」
コグレの飛び蹴りがリョウの傷口に直撃し、リョウは口から血を吐き出す。
ナナ「極悪なる大地の大剣ッ!」
リョ「ああああああっ!」
ナナヨの手に巨大な土の剣が握られ土の剣を振り下ろされリョウの左肩から血が噴出す。
ナ「おいぃ!何でリョウばっか狙うんだよっ!?俺も最強チームの1人だっ!」
ナツは拳に炎を纏いナナヨに殴り掛かるが、横から入って来たコグレに空気を纏った両手で受け止められ邪魔される。
コ「コイツはすでに怪我を負っててボロボロだ。先に片付けておいた方が楽なんだよ。」
ナ「てめェ等ァッ!!」
ナツの堪忍袋の緒が切れ、足に炎を纏いコグレの鳩尾に蹴りを食らわせようとするが、
コ「|極悪なる
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