第188話 KOGUREとNANAYO
[12/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
《ハピネスフラワー》が、月の涙が、海中の洞穴が、白い柳が、気楽な禿鷹が最終日の標的を変えた。
チャ「果たして、優勝するのはいったいどこのギルドか!?皆さん、お楽しみにーーーーーっ!!!」
ラ「ありがとうございます!!」
一向に冷める気配を見せない観客達の歓喜と興奮。
だが、興奮しているのは観客達だけと思ったら大間違いだ。
ボ「もう、マカロフちゃんトコの若い子達はほんとっ、元気で良いわねぇ〜♪」
ゴ「相変わらず、“流石”・・・の言葉しか似合わねぇな。」
オ「面白くなってきたじゃないか、ふふふっ。」
青い天馬のギルドマスター・ボブ、四つ首の猟犬のギルドマスター・ゴールドマイン、蛇姫の鱗のギルドマスター・オーバが口々に言う。
マカ「誰でも構わん!来いっ!!」
打倒 妖精の尻尾!!!
リ「グレイ、今年こそお前には絶対に負けん!」
ジュ「リョウ殿、楽しみにしてますぞ。」
蛇姫の鱗ではリオンとジュラが早くもグレイとリョウに目を着ける。
ハル「ユモスと戦えるといいな。」
イ「そうだね。」
海中の洞穴ではハルトとイレーネがユモと戦う事を望んでいる。
ウ「妖精女王、エルザ・スカーレット・・・か。」
白い柳で最強の魔道士であるウララが興味津々のようにエルザの名を呟いた。
一「今年も存分に楽しもうではないか、ナツ君。」
青い天馬の一夜が目をキラリと輝かせた。
キ「コグレさんとナナヨさんが・・・」
カ「妖精の尻尾に・・・」
レ「負けた・・・」
銀河の旋律の待機場所にいるキース、カオリ、レヴルの3人は信じられないものを見たように大きく目を見開いていたが、3人揃ってすぐに目を少し細め、口元に小さく笑みを浮かべた。
歓喜と興奮が一向に収まらない観客席の1席に、妖精の尻尾の最強チームに復讐を誓い、銀河の旋律のギルドマスター・シルファとなりすました、天才的な頭脳を誇る発明家、ジョニー・メカがいた。
ジョ「(妖精の尻尾・・・最強チーム・・・やはりアンドロイド如きに倒れるほど軟弱ではなかったか・・・ひょっひょっひょっ。)」
心の中で特徴的な笑い方をすると、羽織ってい
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ