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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第188話 KOGUREとNANAYO
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《ハピネスフラワー》が、月の涙(ムーンティア)が、海中の洞穴(マリーンケイヴ)が、白い柳(ホワイトウィロウ)が、気楽な禿鷹(イーズィーコンドル)が最終日の標的(ターゲット)を変えた。

チャ「果たして、優勝するのはいったいどこのギルドか!?皆さん、お楽しみにーーーーーっ!!!」

ラ「ありがとうございます!!」

一向に冷める気配を見せない観客達の歓喜と興奮。
だが、興奮しているのは観客達だけと思ったら大間違いだ。

ボ「もう、マカロフちゃんトコの若い子達はほんとっ、元気で良いわねぇ〜♪」

ゴ「相変わらず、“流石”・・・の言葉しか似合わねぇな。」

オ「面白くなってきたじゃないか、ふふふっ。」

青い天馬(ブルーペガサス)のギルドマスター・ボブ、四つ首の猟犬(クワトロケルベロス)のギルドマスター・ゴールドマイン、蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のギルドマスター・オーバが口々に言う。

マカ「誰でも構わん!来いっ!!」





                      打倒 妖精の尻尾(フェアリーテイル)!!!





リ「グレイ、今年こそお前には絶対に負けん!」

ジュ「リョウ殿、楽しみにしてますぞ。」

蛇姫の鱗(ラミアスケイル)ではリオンとジュラが早くもグレイとリョウに目を着ける。

ハル「ユモスと戦えるといいな。」

イ「そうだね。」

海中の洞穴(マリーンケイヴ)ではハルトとイレーネがユモと戦う事を望んでいる。

ウ「妖精女王(ティターニア)、エルザ・スカーレット・・・か。」

白い柳(ホワイトウィロウ)で最強の魔道士であるウララが興味津々のようにエルザの名を呟いた。

一「今年も存分に楽しもうではないか、ナツ君。」

青い天馬(ブルーペガサス)の一夜が目をキラリと輝かせた。

キ「コグレさんとナナヨさんが・・・」

カ「妖精の尻尾(フェアリーテイル)に・・・」

レ「負けた・・・」

銀河の旋律(ギャラクシーメロディー)の待機場所にいるキース、カオリ、レヴルの3人は信じられないものを見たように大きく目を見開いていたが、3人揃ってすぐに目を少し細め、口元に小さく笑みを浮かべた。

歓喜と興奮が一向に収まらない観客席の1席に、妖精の尻尾(フェアリーテイル)の最強チームに復讐を誓い、銀河の旋律(ギャラクシーメロディー)のギルドマスター・シルファとなりすました、天才的な頭脳を誇る発明家、ジョニー・メカがいた。

ジョ「(妖精の尻尾(フェアリーテイル)・・・最強チーム・・・やはりアンドロイド如きに倒れるほど軟弱ではなかったか・・・ひょっひょっひょっ。)」

心の中で特徴的な笑い方をすると、羽織ってい
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