第五の罪
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ンコで取ったリアカーの荷台を埋め尽くす程の大量の景品を持ち帰ったファーも一緒だった。
「すいません来ましたが誰かいませんか」
「帰った」
「ファーおかえりそれと橘又来たのか芽吹は今無理だぞ」
それを聞いてだいたい何があったか理解した橘は普通に上がるがファーは事務所兼アパートの裏にある物置に景品全てとリアカーを入れ裏口から入った。
「おじゃましまーす」
「もう帰ったからいいや」
「マモン橘来た」
「おー橘か今あの馬鹿は動けないからそれとファー景品は」
「全部物置に入れたから、それじゃボク寝るから」
とファーは押し入れに入りすぐ寝た。そして芽吹の身に何があったのか見当ついてるヒロ美はマモンに
「さっきベル君から聞きましたそれに私今日暇なので」
「わかったじゃあゆっくりしててくれ」
そう言った直後ヒロ美は台所でお茶を沸かし小説雑誌 暁 を読んでいた。それはさながらまるで自分の内の様にくつろいでいた。そして夕方、マモンのバックチョークが決まり気絶していた。芽吹がようやく目を覚ました。ちなみにレヴィはやられて小一時間で起きた
「う、俺は」
「あの芽吹さん」
「あっヒロ美か何か用」
目覚めてまだ意識が朦朧としている芽吹にヒロ美は
「マモンさんがそろそろ夕飯だからって」
「あっはい」
芽吹はムくッと立ち上がり、和室から居間に向かうそこにはすでに夕食を食べたいとばかりに睨みつけるベル、さっきまで寝ててまだ寝そうなファー、そして時計を気にしているレヴィ、芽吹が起きたのを確認してマモンはお茶碗にご飯をよそい。そして全員で
「「「「「いただきます」」」」」
「むしゃむしゃむしゃぺろり」
といただきます。した直後ベルの丼飯はもうなかった。ちなみ今日の夕飯はお好み天丼の天ぷらも全部消えた。それに芽吹はベルに
「あっベルてめー天ぷら全部食いやっがったな」
「別にいいだろ食いものは俺の腹に送られるのが自然摂理なんだ」
意味不明な論理にファーは
「いやそんな摂理聞いたこともないよ、この暴食兄貴」
思いっきり、コンプレックスを言われてカチンときたベルは負けじと
「ああん何だと怪力妹」
こっちもコンプレックス言われてカチンときたファー
「あっそれ言ったなもうボク手加減しないよ」
口論がヒートアップし、それを仲裁しようと芽吹も乱入したが
「おいおいそんな事で喧嘩するのはやめろよ」
だがしかし無駄だった。
「黙れ下戸野郎」
「消えろ甲斐性無」
「ああんなんだと怪力馬鹿兄妹」
「「なんだと」」
結局乱闘になりそれが始まった。直後マモンは台所から残りの天ぷらを出し、残りの三人で普通に食べてる最中、プルルルプルルルと電話が鳴った。
「マモンさん電話鳴ってるでますね」
「たのむ」
とヒロ美は受話器を取り電話に出た。するとそ
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