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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Myth10-A嵐の前の安穏〜エリーゼ狂想曲
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さんと一緒に居る事が出来ず、別々に帰り、夕飯もオーディンさんだけじゃなくみんなと別々で済ませた。
そして・・・・
「ターニャ許すまじ、ターニャ許すまじ、ターニャ許すまじ、ターニャ許すまじ、ターニャ許すまじ」
頭を冷やして、なんとかオーディンさんと顔を合わせていつも通りお話しが出来るように頑張ろうと意気込んだわたしは今、オーディンさん達の居るフロアへと来ている。
廊下を歩いていると、シュリエルさんの後ろ姿を発見。どうしたんだろう?と追いかけてみると、露天風呂に行くところだった。なんだ、お風呂か。そう思っていた時、男性用脱衣所の方から、「今日は参ったなぁ。エリーゼに謝らないと」というオーディンさんの声。
オーディンさんが入ろうとしているお風呂に、シュリエルさんも入ろうとしている・・・? 後先考えずにシュリエルさんに向かって疾走。何かを喋らせる前に手を引いてその場から離脱。
「エリーゼ卿? いきなりどうしたのですか?」
「それはこちらの台詞です! オーディンさんが今から入るんですっ! そしてシュリエルさんは女性なんですっ、だったら上がるまで待たないとダメなんですっ! だというのに何故、一緒に入ろうとしたんですかっ!?」
大人しそうなシュリエルさんがこんな大胆なマネをするなんて思いもしなくて驚いた。まさか「シュリエルさんとオーディンさんって、前々から一緒にお風呂に入る仲なんですか?」って恐る恐る尋ねてみた。返答によっては、わたしの恋はこれにて閉幕だ。
「いいえ。今日が初めてですが・・・・」
「だったらどうして急に・・・・?」
「夕方、オーディンと親しい者に、オーディンに喜んでもらえるような方法はないのかと相談したところ、風呂で背中を流してあげればいい、という事でしたから」
どこかで聞いたな〜、その話。
「誰から聞いたか、教えてもらってもいいですか?」
「?? はい。シュテルネンリヒトという服飾店の主ターニ――」
「ターニャぁぁぁぁあああああああああああああッッ!!!!!」
アイツ(もうアイツで十分だ)の店、潰しちゃおうっかな〜!!
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