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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Myth9そして時代の針は動きだす〜Quo Moriture RuiS〜
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をデアフリンガーへ。残りは地上。シュトゥラとイリュリアの両騎士団が衝突している最前線に向かって来ているイリュリアの増援へ。

――スターライトブレイカー・エクステンドバースト――

「行けッ!!」

ブレイカーを発射。デアフリンガーの砲撃を粉砕しながら3発が着弾し、デアフリンガーの外壁を爆発破砕。残り10発も増援部隊に着弾。固有魔術よりかは威力は劣るが十二分に効果を発揮し、粉塵が晴れたその場には倒れ伏したイリュリア騎士団が百何十人と。

「・・・・さすがなのはのブレイカー。いつ見ても清々しいほどの威力だな」

さてと。地上の疲弊を少しでも和らげることが出来たはずだし、デアフリンガーへと魔力泥棒に行くか。進路を改めてデアフリンガーへと移し、アギト達グラオベン・オルデンのみに思念通話を繋げる。

†††Sideオーディン⇒ヴィータ†††

あのデッケェのがオーディンの使い魔、か。なんつうか「すげぇ」よな。てかアレって生物か?んわなけねぇよな。どう見ても石像だしな。敵をぶっ倒しながら、空に浮くアンゲルス・カスティタスって奴をチラチラ見る。オーディンかぁ。本当に何者なんだろうな。疑うわけじゃないけど、ここまですごいとなんて言うか・・・気になっちまう。

『アギト、シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ。すでに見知っていると思うが、闇の書の管制人格を起動した』

ああ、判ってる。さっき空でアイツの魔法、デアボリック・エミッションが発動したのが見えた。それに地上に降りて、敵を張りきってぶっ飛ばしているのが離れていても判る。オーディンから続けて『彼女に名が無いのは君たちから聞いていたからな。だから名付けさせてもらった』って、なんつうか羨ましく思ってしまう事を言われた。

『主オーディンから賜った私の名は、支天の翼シュリエルリート。シュリエルだ、皆、これからよろしく頼む』

アイツからも思念通話。シグナムがまず『そうか。ではよろしく頼む、シュリエル』って挨拶を返して、シャマルも『よろしくね、シュリエル』、ザフィーラも『ああ、頼む。シュリエル』って返す。アギトも『よ、よろしく、シュリエル。アギトです』ってちょっと緊張気味に返した。あたしは・・・・『ふん』つい鼻を鳴らして無視しちまった。

『ヴィータちゃん・・・』

『ヴィータ!』

『よいのだ、烈火の将。これから頼むよ、紅の鉄騎』

アイツの気落ちした声。あたしは今までアイツに八つ当たりばっかしてて。悪いのはアイツじゃないって事くらい昔から理解してる。でもしゃあねぇんだ。今更アイツとどう仲良くすりゃあいいってんだ。もう判らねぇんだ、接し方が。

「クソッ! このまま良いようにやられてたまるかぁぁぁーーーーッッ!!」

あたしに向かってくるイリュリア騎士が数
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