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妖精の義兄妹の絆
真夜中の真実
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「やれやれ。」
「「!」」
「ブレインめ…、最後の力をふりしぼってたった一人しかしとめられんとは…。」
「誰だ!!?」
どこからか誰かの声がするものの辺りに人はいない。
「あそこ!!!」
ハッピーが頭上にあるものを見つけた。
「!?」
「情けない…、六魔の恥さらしめ。」
「え?」
ナツたちが頭上を見上げるとそこにはあるはずのないものが浮いていた。
「まぁ…ミッドナイトがいるかぎり我らに敗北はないが、貴様等くらいは私が片付けておこうか。」
そこに浮いていたのはブレインが持っていた不気味な杖だった。
「杖が、しゃべったーっ!!!!」
「あれはブレインが持っいた杖だ。」
「どうなってんのよー!!?」
杖が喋っている事に困惑しているハッピーたち。だが、

がしっ

「!?」
「オラオラオラオラオラオラ!!!!」

ボコボコボコ ボコボコボコ ボコボコボコ

「ぐぽぽぽぽぽっ。」
「!!!!」
ナツが杖を捕まえ、地面に何度も叩きつけていたのだ。その光景を見ていたルーシィたちはただ驚いた。
「このでけぇ街止めろ!!!棒切れ!!!」
「ちょっと!!何者かもわかんないのよ。」
「私は七人目の六魔将軍。貴様等を片付ける為に眠りから覚め、」
「と〜め〜ろォ〜よ〜!!!!」

ゴンゴンゴン ゴンゴンゴン

杖が喋り終わるのを待たずして地面に叩き続けた。
「ぐぽぽぽぽ。」
「六魔将軍なのに七人目?」
「てか、杖がしゃべってる事はもうおいといていいのか?」
「つっこむポイントが難しいね。」
ルーシィたちは杖を見ながら話していた。
「ぬぇいっ。」

スポッ

「!!」
杖は我慢しきれずナツの手からなんとか抜け出した。
「凶暴な小僧め…。そろそろ奴等のギルドが見えてくる。早めにゴミを始末しとかんとな。」
「それって化猫の宿!?」
「その通り。まずはそこを潰さん事には始まらん。」
杖が不敵な笑みを浮かべながらそう言った。















「舞え!!!剣たちよ!!!!」

ズガガガガガ

エルザは天輪の鎧に換装し、無数の剣をミッドナイトに放った、が、

キィィン

「数打てば当たると思った?」

キキキキキキキ

全ての剣がミッドナイトを避け、終いにはエルザに剣たちは返ってきた。
「!!」
「言ったろ?はね返す事もできるって。」
「エルザ!!!」

カカ カキン カキキン カイ

エルザははね返ってきた剣を二本の剣で打ち落としていった。
地面に無数の剣が突き刺さっていく。その姿は見事の一言に尽きた。
だが、ミッドナイトはそれを予期していたかのように次の一手を打つ。
「フフ。」


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