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妖精の義兄妹の絆
真夜中の真実
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実はブレインだったのだ。
最後の力を振り絞ってタクヤたちを罠にはめるために。
(「くくく…。ただではやられんぞ。」)

ドス

(「ただではな…。」)
そして、ブレインは意識を失った。














「オレとエマはウェンディとシャルルの後を追う!!!」
「ミッドナイトの事はまかせましたよ!!」
「おう!!!まかされた!!!」
そう言ってタクヤとエマは空からウェンディたちを探しに行った。

タッタッタッタッ

ナツたちは王の間の真下にいるミッドナイトを倒すため階段を下りていた。
「あそこか!!よーし!!」
ナツたちは王の間の真下にある扉を見つけた。

ガッ

「出て来い、居眠りヤロォ。」
ナツが扉を開けたその時だった。

カッ

突然、目の前がまぶしい光に包まれた。
「え?」
「罠だーーーー!!!!」
それは一瞬の出来事だった。





ドゴォン





辺りは凄まじい爆発に包まれたのだった。



















その様子を遠くから眺めていたのはエルザとジェラールだった。
「今の爆発は。」
「王の間の方だ。」






「父上も人が悪い…。ボクの楽しみを奪ってしまうんだからね。」
「「!」」

つかつか つか

「もう君たちが最後のエモノだ。楽しませてほしいな。」
エルザとジェラールの前に現れたのは六魔将軍最後の一人、ミッドナイトだった。
「下がっていてくれ、エルザ。」
「ジェラール。」
ジェラールはエルザを下げ、前に出る。ジェラールとミッドナイトの間に静かな緊張が走った。



















「くそっ!!ウェンディとシャルルの奴、どこに行ったんだ!!!」
「ウェンディの匂いはしないんですか?」
「それがいろんな匂いと混ざってわかんねぇんだよ。」
その時、

ビュッ

「!エマ!!!避けろ!!!」
「え!!?」
タクヤたちのしたから光の矢が襲ってきた。
「わっ!!?」
辛うじてタクヤたちは光の矢を避けた、が、

ビュッ ビュッビュッ

今度は無数の光の矢が襲ってきた。
「これじゃ当たるのも時間の問題だ!!一旦降りるぞ!!!」
「わかりました!!」
エマは光の矢をかわしながら地上へ降り立った。それでも無数の光の矢が襲いかかってくる。
「水竜の咆哮!!!!」
タクヤはブレスを放ち、光の矢を全て薙ぎ払った。
「誰だ!!!出てきやがれ!!!!」
タクヤは大声を上げ、ここにいるハズの敵に言った。
「…やれやれ。」
「!!」

カチャ
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