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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ゼロの使い魔】編
030 タイプじゃないなら仕方ないね
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が──単刀直入に言う。ルイズの気持ちは判っているつもりだ。……そこでだ、いっその事ルイズとカトレアの両方を娶る気は?」

(おいおい……)

「……難しいですね。……もちろん、カトレア嬢に不満な点は無いのですが、いかんせん。これ以上女性を侍らせる甲斐性は、僕には有りません」

……なんて言ってみたものの、カトレア嬢を娶らない理由は、ただ単にカトレア嬢が俺の好みのタイプから外れているだけだ。……なんてカトレア嬢の両親である2人の前では口が裂けても言える訳がない。

「むぅ、そうか……」

そんなこんなで何とかヴァリエール公爵は♀ロめ込めた。……余談として、ヴァリエール公爵夫妻と入れ替わり立ち替わりにルイズが俺の部屋に突貫してきた。俺はそんなルイズを──ある種≠フ期待を秘めたルイズを宥めるのだった。

SIDE END
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