日常の中の無限変幻
東方変形葉37話「少年は別れを告げる」
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人形たちと姫雪に説明した。
「うん!」
「ついていく!」
「私も!裕海様と行きたい!」
承諾してくれた。
「ありがとう、3人とも。」
感謝の気持ちでいっぱいになり、3人を強く抱きしめた。
まずは紅魔館。紅魔館のみんなを集めてざっと話した。
全員、少し暗い表情を浮かべた。
「ええ〜っ!お兄ちゃんとしばらく会えなくなっちゃうの〜っ!?」
フランが涙目で言った。
「大丈夫だよ。絶対に幻想郷に戻ってくるから。それまでいい子にして待っててね。」
「ぐすっ、ぐすっ、やくそくだよぉ〜・・・」
「ああ、約束だ。」
フランを思いっきり抱きしめた。
「裕海、あなたが決めたことなら止めはしないわ。しっかりとその妖気の主を叩きのめして、絶対に無事に帰ってきなさい!命令よ!」
レミリアが、今までに見たことのないカリスマを放ちながら言った。
「わかった。絶対に帰ってくるからね。」
「裕海、無事を祈ります。」
「私も祈っていますね。」
「また帰ってきて、図書館を使いに来なさい。」
「必ず無事で帰ってきてください。」
咲夜と美鈴とパチュリーと小悪魔がきりっとした姿勢で言った。
「ありがとう。」
永遠亭。ちょうどメディスンもいた。
「・・・そう、わかったわ。少し寂しくなるけど裕海が決めたことですものね。」
「無事に帰ってきてね。」
永琳と鈴仙が言った。鈴仙は少し涙を溜めているようにも見える。
「裕海、手を出して。」
「?」
てゐに言われ、手を出す。そこにてゐのプニプニした手が置かれる。そして・・・
「・・・っ!こ、これはいったい?」
手が美しい光に包まれる。
「幸運を与えたよ。私の能力でね。必ず帰ってこれるように。」
「ありがとう、てゐ。」
「早く帰ってきて、私の相手になりなさい。絶対よ。」
輝夜が言った。少し暗い表情だが、それでも笑顔になろうと必死になっていた。
「お兄ちゃん!絶対に帰ってきてね!」
「ああ、メディスン。絶対に帰ってくるよ。」
冥界。
「そうなんですか・・・。気を付けてくださいね?」
「ああ、絶対に帰ってくるよ。」
妖夢が少し悲しげに言った。
「飴につられて怪異に食べられたらだめよ〜。」
「そんなちょろい奴じゃないぞ?俺は。」
「とにかく、裕海。怪異を侮らないこと。わかったわね?」
幽々子が心配そうに言った。
「気を付けるよ。」
守矢神社。そこには偶然文とにとりもいた。
「なるほどねえ、確かに10か所異常な妖気があふれていたら幻想郷にも影響が及ぶだろうねえ。」
神奈子は冷静に言った。
「少しの間だけ寂しくなるけど、久しぶりの故郷を楽しみつつその怪異を懲らしめてきなさい。」
諏訪子も、少し残念がっているがそれを隠して笑顔で言ってく
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