第五章
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前達はな」
彼等はというのだった、目の前の黒いスーツの男達に。
「自分達の持ち場に戻れ、いいな」
「わかりました、ドン」
「それでは」
男達は親父の言葉に応えて店から消えた、そしてだった。
オヤジはまた一人になった、彼は何もなかったかの様に店のカウンターに座っていた。その席で静かにコーヒーを飲みつつ時を過ごしていた。その姿は誰がどう見てもただの骨董品屋、寂れた店に相応しい年老いた親父だった。
骨董品屋 完
2012・2・22
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