暁 〜小説投稿サイト〜
白井雪姫先輩の比重を増やしてみた、パジャマな彼女・パラレル
第6話 『終業式・拗ねて誘って。「もう、この気持ちには抗えないんだもの」』
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よね……
複雑な気持ちで、雪姫はその顔を見つめ返した。
どうにも彼と会うと、何かしら危ないコトになる機会が多くて、
ワザとではないと分かっているつもりでも、流石に気になってくる。
とは言っても、『そんなつもりは一切ない』みたいな顔をされると、
それはそれでなんだか面白くない気もする自分は──本当に、どうしてしまったんだろう。
ついさっき迫られた? 時には、少しの恐怖と、高揚する気持ち。
カリナに遮られた時には、ちょっとした安堵と、残念な気持ち。
なんだかぐるぐるするけれど──一つだけはっきりしているのは、もっと彼に近づきたいという気持ち。
──ちゃんと話したのは、3日前からなのに。
泊まりで誘うとか、確かにちょっといきなりかもしれないけど……
それでも、カリナが計佑の友人たちを一緒に──と持ちかけてきた時に、
『彼らを口実に誘える』と思ってしまったのだ。
それだったら……そこまで不自然な事ではないはずだ。
──ううん。不自然でもいいよ……だって私は。
もっと彼のことを知りたい。いっしょに過ごしてみたい。
もうそんな欲求に、抗えないんだもの──
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<6話のあとがき>
計佑と雪姫とのやり取りを、ちょっとだけど増やしてみてます。
計佑の不用意な「冗談かと〜」を追加することで、雪姫の怒りをより自然に出来たかなぁ等と思ってたりしてます。
あと、「悪いコには教えませんっ」のところ。
雪姫の小悪魔ぶりを盛れたので、その点は満足してます。
思いつけたら、これからも雪姫の小悪魔モードは追加していきたいです。
計佑が、雪姫との最初の出会いを完全に忘れていたワケじゃない……ってのも一応改変しておきました。
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