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異世界人達の冒険記
第一章 異世界召喚編
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そうだ。
それと二人はなんの魔法が使えるのだ?」

優「何も使えないぜ。」

莉奈「右に同じく。」

・・・・・・。

魔導王「なん・・・じゃと・・・。」

神官「この国はもうおしまいだ!!」

優「いや、俺達の国では魔法なんてなかったしな。」

莉奈「使えるわけない。」

優「大体魔法が使えるようにすれば・・・。」

その時、マグニチュード8くらいの大きな地震が襲ってきた。

莉奈「キャアァァッ!」

優「おっと!」

魔導王「ついに来たようだな。
早速で悪いが二人を修行している時間はない。
なので、ゲートを開く。」

優「ゲート?」

魔導王「ゲートとは異世界を繋ぐ扉のことじゃ。
早く行け。
今のお前らでは足でまといじゃ。」

莉奈「お兄ちゃん!」

優「分かっている。
フォルス。
俺達のことを足でまといなんて呼んだ事後悔するぐらい強くなってやるぜ!」

デバイス「ゲートへダイブしますか?」
2人『ああ(うん)、ゲートフルダイブ!!』

・・・・・・。

魔導王「行ったみたいじゃな。」

神官「魔導王様早く市民の避難をさせないと。」

魔導王「うむ。」

あのような若い二人にこの世の命運を任せるなんてな。
諦めずに頑張るのじゃぞ。

優「ここが・・・。
ゲート内?」

莉奈「懐かしいね。
デジモンの映画のゲートみたい。」

優「いわれてみるとそうだな。
あれは部屋か?」

部屋の中に入るとそこにはカプセルに入っている美少女がいた。

莉奈「これってカプセルだよね。」

優「ああ。
そうだが・・・。」

???「やっときたね。
待ちくたびれたんだよ〜。」

莉奈「だれ?」

辺りを見回してみるが、カプセルの中にいる彼女・・・もとい幼女しかいない。

???「目の前にいるでしょう?
やだな〜。」

優「もしかして・・・。」

ミラ「そう、みんなのアイドルミラみんとはあたしのことだーっ♪」

???「誰がみんなのアイドルですか。
いつもみんなに迷惑をかけて・・・。」

声が2人の脳内に話しかけてきた。

ラウラ「すいません。
カプセルの中から声をかけられないのでこうして脳内に話しています。
ラウラと申します。
どうぞお見知りおきを勇者様。」

莉奈「へ?
あれミラがカプセルの中にいる彼女じゃ・・・。」

ミラ「私は一言もそんなこと言ってないよ〜www」

ラウラ「あなたたちが持っているデバイスの中にいるのがミラです。」

ミラ「これから二人の面倒を見ることになったからよろしくね(キラリ」

優「・・・。
ラウラさんのほうが俺はいいな・・・。」

ミラ
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