第7章:過去から未来への歴史
第10話:勝利の美酒……
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、お前等だけじゃ心許ない」とミネアさん・ラピスさんも出て行きました。
「アイツ等が行っても、更に遅くなるだけだろうに……」
この台詞はアローくんのです。
“そう思うなら君が呼びに行ってよ!”と言おうと思ったら……
「何だあの女共……ルンルンとした足取りでリュカさんの部屋に向かったぞ!? これからおっ始めるのか?」
と言う台詞と共にウルフさん達が登場しました。正確に言うと、ウルフさん・マリーさん・リューノちゃんの3人です。
「ちょっと……負けてられないんじゃない? 私達も一旦部屋に戻りましょうよ!」
「お前はウルフを殺す気かマリー……さっきまで十分楽しんだじゃないの!」
「そうだよマリー……俺の腰は、もうガタガタだよ」
神様の前で言う台詞では無いのに、そんな事を一切気にしないリュカ一族は、リューラさん等を交え猥談に話を咲かせてます。
はぁ〜……リューラさんだけは真面目だと思ってたのに、幼気なアローくんにマイナス要素を吸収させていくよ。
騒がしい面々が現れ、玉座の間も賑やかになってきた頃……つーか、マスタードラゴン様からお呼びがかかって2時間後。
遂にリュカさんが美女5人を引き連れて現れました。
肌つやが良く満足げな美女達と、少しも疲れてなさそうなリュカさんが……
「あれ……もしかして皆さん僕達の事をお持ちでしたか?」
「ああ、見ての通り全員が揃うのを待っておった」
部屋に入り場の雰囲気を読んだリュカさんは、涼しい顔で問いかける。
マスタードラゴン様は諦め口調でそれに答えた。
「なんだ……呼んでくれれば良かったのに」
「呼んださ……2時間前に城の者を使って。その間にも2度ほどお前の部屋へ呼びに行った者も居る!」
城の者が誰なのかは解らないけど、ルーシアさんやマーニャさんに視線を向け、打つべき手は打った事を伝える。
「2時間前の天空人は憶えてる。『みんなが揃ったらもう一度呼びに来て』ってお願いしたからね……でも他の連中は知らん! “その間”とやらに来たのは、ルーシア・マーニャ・ミネア・ラピスだが、僕の部屋に入るなり服を脱ぎだしたからね。呼び出しだとは思えなかったんだけど?」
マスタードラゴン様以下全員が今名前の挙がった4人に視線を向ける。
しかし在らぬ方向を見てスッ惚ける美女達。
流石のマスタードラゴン様も溜息と共に首を左右に振り、俺達に向き直って諦めた感じで話し始めた。
「はぁ〜……まぁいい。そんな事より勇者シンを筆頭に、皆には感謝している。デスピサロも最後は力を貸してくれて心より感謝している」
「気にするな……元は俺が始めてしまった事だ。むしろ迷惑をかけてしまった事に謝罪させてもらう……申し訳なかった」
「何だお前……何か悪
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