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ロックマンX〜朱の戦士〜
第三十七話 Volcano
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伝えて欲しい』

ルイン「分かりました。エックスに伝えておきますね」

ライト『後はこれを君にじゃ。最後の強化チップ。これで君の強化も終わりじゃ』

ルイン「はい」

ルインは迷い無くカプセルに入ると新たな力とパーツを授かる。

ライト『ルイン、エックス達と共にこの哀しき戦いに終わらせるために全力を尽くすのじゃ。わしは何時でもお前達を見守っておるぞ』

ルイン「ありがとうライト博士。それから質問なんですけど」

ライト『何かな?』

ルイン「何でエックスに竜巻旋風脚を教えてくれないんですか?私、エックスの竜巻旋風脚見たかったのに!!」

ライト『わしにそんなことを言われても…そういうのはスタッフに言ってもらいたいのだが…』

ルイン「それメタ発言!!」

危ない台詞を言うライト博士にルインは竜巻旋風脚を諦めることにした。





































ボディパーツを転送したルインは、ライドアーマーに乗り込み、マグマを突破する。
ライドアーマーを乗り捨てると、そこには司令部を裏切った元イレギュラーハンター、マグマード・ドラグーンがいた。

ドラグーン「ルイン、お前が来たか」

ルイン「どうして裏切ったのドラグーン。あんなに誇り高かった武人だった君が」

ドラグーン「それを知りたいのならば俺と戦え」

ルイン「イレギュラーハンター同士の私闘は禁じられている。私は君を連れ戻すように言われているんだ」

ドラグーン「相変わらず甘いな。いいことを教えてやろう。スカイラグーンの動力炉を破壊し、地上に墜としたのは俺だ」

ルイン「っ!!…何だって…?」

ドラグーン「最高の気分だった。偽りの平和に飼い馴らされた奴らの恐怖に引き攣った顔を見るのはこの上ない愉悦だった」

ルイン「へえ…」

ルインの表情から感情が消えていき、身体から凄まじい殺意が滲み出る。

ドラグーン「何という凄まじい殺意だ…面白い。貴様ほどの才能をただ破壊の為だけに向けるとどれ程の力を発揮するのか…。」

ルイン「イレギュラーを連れ戻す必要はない。ここで破壊してやる。今の私にハンターとしての力は必要無い。お前は私の中のイレギュラーが相手をしてやる…ソニア、少し眠ってて」

その言葉の意味は、一切の慈悲も捨てて破壊衝動や殺意に従い自分を殺すというのだろう。

ドラグーン「お前に俺を倒せると?」

ルイン「倒すんじゃないよ。跡形も無いほどバラバラにしてあげる」

ドラグーン「大きく出たな…やれるものならやってみろ!!」

ルイン「真空刃!!」

ZXセイバーを鋭く振るい、風属性
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