第一話 転生?あぁ、よくありますね
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皆さん初めまして。私は今真っ白な空間にいます。
どうしてこんな所にいるのか全くわかりません。
気が付いたらこの場所にいました。
まぁ、真っ白な空間というのは現実的に考えてあり得ないのでこれはきっと夢でしょう。
「夢じゃないぞ」
おや、誰かがいるようですね。しかし、言葉の意味を考えると私の心を読んでいるみたいですね。
「みたいじゃなくて本当に読んでいるんだがな。それよりこっちを向いてくれないか?」
どうやら本当に読んでいるそうです。まぁ、私以外の人がいることは正直助かりました。
この空間は見たところ物が全く無いのでどうしようか考えていたところでしたから。
しかし、声の主は一体何処にいるんでしょうね。先程まで私の周囲には人影はなかった筈ですが・・。
「こっちだ、こっち。上を見ろ」
上ですか、確かにそっちは見ていなかったですね。
「よう。やっとこっちを向いたか。・・ん?どうした?」
言われた通りに上を見ると、そこには俗に言う神様らしきコスプレをしたおっさんがいました。
「誰がおっさんだコラ」
いやいや、あり得ませんって。何ですかこれは。
気が付くと真っ白な空間。さらには宙に浮く神様?らしきおっさん。
・・え?まさかこれって・・・・。
「おう。そのまさかだ。あと俺はおっさんじゃなくて神な」
いやいやいやいやいやいや。・・え?もしかして私死にました?
「話が早くて助かるな。そうだ、お前は死んだ。まぁよくある事だな」
簡単に言ってくれますね・・。まぁ、それなら仕方ない?ですかね。
「いや、俺が言うのも変だが落ち着き過ぎじゃね?」
そんなこと言われましても実感が無いので慌てるのも変じゃないですかね?
「あ〜。まぁ、それもそうか。まぁいいや。いきなりだがお前には転生してもらう」
本当にいきなりですね。まぁ仕方ない?ですから話を聞いてみますか。
「お、やっと先に進めることができるな。」
「とりあえず私はどうしたらいいんです?」
私がそう言うと神様?は何故か溜め息をつきました。一体どうしたんでしょうかね?
「はあ、何か張り合い無いな。ま、それよりお前には今からリリカルなのはの世界に転生してもらう。」
リリカルなのは?・・確か前に見たことがありましたがほとんど覚えていないのでピンと来ませんね。
「今からお前にはよくある神様からの特典を授けるが、注意点がいくつかある。」
「注意点ですか?」
「そうだ。まず、世界観を崩す特典は基本的に無しだ」
そう言われれば確かにそうですね。まぁ私も世界観を崩そうとは思いませんが・・。
「更に能力等の特典は基本白紙状態だ。例えるなら気を扱う能力
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