第六話
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じゃないわ、カミト。私もいるし皆もいる……それにイッセーもいるでしょう?−
「ああ、そうだな……」
「くっ……さすがは英雄だな……これは死んだ神や魔王共のように楽しめそうだよ……」
「楽しむもなにも……満身創痍の癖に何を言っているんだ……?」
カミトはそう言うがこの言葉に反応したのはカミトだけではない。
「………………どういう事?」
リアス・グレモリーがどういう事かとコカビエルに頼む。
「フハハハ、フハハハハハハハハハ!!そうだったな!そうだった!お前達下々まであれの真相は語られなかったな! なら、ついでだ、教えてやるよ。先の三つ巴戦争で、四大魔王だけじゃなく、神も死んだのさ!しかし兵藤一誠よ、お前は知っていると思っていたのだが……?」
「「「「「えっ!!??」」」」」
その場にいる皆を一誠を見つめる。
「い、イッセー……嘘だよな?神が……主が死んでいるなんて……」
「…………本当だ、グレートレッドとオーフィスは神が死ぬ瞬間を看取ったって言ってたし……間違いない」
「っ!?そ、それじゃあ……なら、神の愛はいったいどこに……」
ゼノヴィアは呆然としながら膝をつく。
それと同時に二振りの聖剣……破壊の聖剣とデュランダルもゼノヴィアの手からするりと落ちる。
「神の愛なんて存在していない。神がいないのだから当たり前だ。それでもミカエルは良くやっている。神の代わりをして人、天使をまとめ上げているのだからな…誰かが起こそうとしなければ戦争は起きないだろう……だがそんな世界に何の楽しみがある!戦争のない世界など、愚の骨頂!だから言ってやろう!神などいない、お前たちが信じていたものなんてただ偶像だ!!」
「……黙れ」
カミトは神速の早さでコカビエルの顔を斬りつける。
「がああぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!?か、顔が……!?」
「貴様の言葉に耳を貸している暇はない……これで、終わらせる……!」
そしてカミトは剣を構える。その構えは大きな構えだ。
「絶剣技、破ノ型────烈華螺旋剣舞・十八連!」
絶剣技の中でも対精霊用の技。その威力の前には……コカビエルを倒すなど造作もない。
「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!?????」
コカビエルは悲鳴を上げながら倒れていく。その体には四肢は既になくコカビエルは息も絶え絶えだった。
そしてその時
「へぇ?おもしろそうな事になってるね……」
そんな、透き通るような声が聞こえてきた。
そして……
パリィィーーーン!!!
結界が壊れる音が鳴り響き……カミトは上空を見上げる。
そこには────────
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