第四章 炎
第2話 真意
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印できる。琴里のシンに対する好感度はずっとMAXだったからね。……でも琴里は楽しみにしていたのだよ。シンとのデートをね……」
一方「……」
令音「だから今回だけは見逃してくれないか?これは私からの願いでもある」
令音がまるで自分の娘のことのように琴里のことを話す。
一方通行は少し黙った。
そして重い沈黙を破るように口を開いた。
一方「くだらねェ……」
一方通行は来た道の方を振り返り、コツ、コツっと杖を付く音を響かせながら、転送ゲートへと向かった。
令音は一方通行の反応をどう受け取ったかは分からない。
令音は最後に1語だけ、誰にも聞こえないような声で一方通行に、でも確かにそう言った。
″ありがとう″……と。
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