暁 〜小説投稿サイト〜
SAO<風を操る剣士>
第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第二章 第二層攻略
第10話 ケーキ
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
〜…でもそれにしてもこれを食べて、すぐに鍛冶屋ってのもな〜」
「まぁ勿体無(もったいな)いとは思いますけどね」
「でも、俺達はいいか別に」
「はい、いいですよ」

『勿体無い』とは、ケーキを食べたて出た幸運アイコンのことだ。

「はぁ〜それにしても、アスナの誤解がますますときにくくなったな〜」
「ごめんなさい、あたしのせいですよね…」
 俺はシリカが落ち込んだ顔をしたので、シリカの近くに行き
「シリカのせいじゃないよっと」
(いた)!」
 シリカのオデコにデコピンをした。その後に俺はシリカの頭に手を置き言った。

「へっ?」
「そんな事気にしなくて良いよ。俺も悪いんだし」
「でも……」
「なら、明日はシリカは頑張ってレベルを上げること。それでいいよ」
「……それでいいんですか?」
 シリカが上目遣いで聞いてきたので、俺は少し(可愛いな)と思った事を誤魔化すように、席からたちシリカに言った。

「あ、ああそれ以外に出来ないし…誤解は解ける時に解くさ。……さぁ、今日はシリカは疲れただろうから、明日に備えてもう帰って寝ようぜ」
「わかりました……ありがとうございます、シュウさん」
 その時のシリカの笑顔は、やはりというか…その…とても可愛いものだった


 ……その後、幸運アイコンのおかげか宿に行ったらくじ引きをやっており、俺とシリカは二人とも一等のレアアイテムで《筋力値》と《敏捷力》を10ずつ上げるドリンクと、高級ポーションを5個ずつ貰った。







[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ