日常の中の無限変幻
東方変形葉34話「非想非非想天の娘への天罰」
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壊された神社があった。
「紫、ありがとう。さて、俺はそろそろ帰るね。この子たちがさっきから俺の傍から離れようとしないからさ。」
俺の頭に人形たちが、服の端を持っている姫雪。
「そう、わかったわ。宴会とかの日時は決まったら伝えるわね。」
「じゃ、またね。」
そういって、スキマを開いて家に帰った。
家に帰ったら、3人がいきなり布団に押し倒してきて、すぐに寝かされた。3人が体にずっと張り付いていたから、なかなか寝られなかったけど。
後日。今日は、萃香の手によって再び再建された博麗神社で宴会が行われた。
当然ながら、主犯である比那名居天子も参加している。
「ん?あっ・・・私を笑いに来たのかしら?」
「そんなわけないだろ?過去のことなんてもう忘れたさ。さて、せっかくの宴会なんだから盛り上がろうよ!」
「いえーい!」
「わ〜い!」
「裕海様、だっこして〜!」
なんか、あれ以来姫雪と人形たちがいつもより甘えてくるようになった。抱っこをせがんだのは姫雪である。師匠と弟子の関係なので、姫雪も名前に“様”をつけて呼んでいる。
「あっ、ずる〜い!私が先!」
「いいや、私!」
「違うよ。弟子である私が優先されるの。」
なんか言い合いになってる。
俺が少し困った表情でいる横で、天子が微笑んだような気がした。
続く
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