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東方変形葉
日常の中の無限変幻
東方変形葉34話「非想非非想天の娘への天罰」
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あ、そうそう。あの方は家系に神社を持っているんですよ。」
ん?なんで今そんなことを・・・ああ、そういうことか。俺の推測の歯車ががちりとはまってきた。少しふっと笑いをこぼした。
俺の様子を、不思議そうに見る姫雪と人形たちなのだった。



地上に戻り、神社を見てみると、完成間近だった。
そうか、もうわかったぞ。
落成式は明日らしいので、その時まで待とう。・・・あの天人に痛い目に遭わすために。
姫雪たちに悪い思いはさせたくなかったので、このことは話さず、怒りを抑えていつも通り接した。



「はーい!落成式をはじめまーす!」
いえーい!と、会場が盛り上がる。やはり私の推測は正しかったようだ。ならばあの天人を、この八雲紫の手によって滅多打ちに遭わせるまで。
比那名居天子が長い演説をし始めた。その時だった。
「ハロー、初めまして。」
スキマから裕海が現れた。
「な、なんなのよあなた!今は落成式の途中なのよ!?」
天子は驚きながら言った。
「ふ〜ん?よくできてるね。こんな神社、壊れちゃえよ。」
普段の裕海とは思えないほど残酷で、きつい言葉だった。
「なっ!?いきなり出てきて何を言っているの?そんなことはさせないわ!」
「ほお?あんなに簡単に地震で神社をぶっ壊したお前がそんなことを言うわけ?」
「ぬっ!そ、それは・・・」
最もなことを言われ、言葉に詰まる天子。
「何を仕込んだんだよ?」
そうか、裕海も気が付いていたのか。
「な、何を・・・」
「ふん、お前の目的なんてもうわかってるんだよ。お前の家系は神社を持っている。だから、自分のいいように神社を改造し、住処をふやそうとしていると。」
「・・・ええそうよ?いいじゃない別に。だから何?」
「だから、こんな屑神社、壊れちゃえよ。」
「へえ?あんたにみたいな、“変化の現人神”であるのもかかわらず、大地の変化にも気が付かずに致命傷を負ったあんたみたいなよわっちいやつがそんなことを言うわけ?」
・・・こいつだったのか。裕海を襲った犯人は。
「お前が俺を襲ったのか、まあそれはいい。昨日天界を見て来たよ。どこが飽和状態だよ、あれだけ贅沢な土地を持っていながら、まだお前は土地を欲しがるか。しかも、大地震の原因となる要石を埋め込むなんて。幻想郷の喉元にナイフを突き立てるような行為をしやがって。」
「いいじゃない、たとえここが滅びようとも。遊び半分で埋めたんだしいいじゃん。」
「天罰覿面。流るは最悪の変化、下るは最善の変化。お前はもう、永遠にまとわりつく地獄の変化からは逃れられない!」

「生生流転〜死の境界〜」

「ふん、私に挑むなど、人はここまで愚かになったの?さあ、おとなしく帰って布団にでもくるまるがいいわ!」

要石「天空の霊石」

天子は小さな
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