第11話 ナツ、村を食う
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消えた!」
「ハッピー・・・あんただけ付いてるわよ」
「え!?」
しかしハッピーの頭にはキノコが付いたままだった
「行くぞ、何かあったのかもしれない!」
「エルザ!じっちゃん!」
「おいしいけどこれはこれでやだよぉ!!」
脱線しまくるハッピーを無視して一同はエルザとマカロフの元へ急いだ
辿り着くと、地面の線とその周囲が怪しく光り始めた
「気を付けろ、ハッピー」
「あい」
そして建物まで輝きだし
軋む音を鳴らしながら動き出した
「ええ!?」
「なんだこりゃ!?」
「どういうこと!?」
「オイラ家が動くの初めて見たよ!」
「何でそこがツボなんだよ!?」
動いているのは建物だけではない。
地面も不自然に胎動していた。
「やるぜ、じーさん」
「待てぃ!!」
「何でだよ!?」
「確かめたいことがある」
戦闘態勢になるグレイを止め、全員を村の傍にある岩場へ昇った
その後、建物の形が変化し
巨大な怪物へと姿を変えた
「うひゃあ!訳わかんねぇぞ!」
「やっぱり・・・あれは魔法陣の線だったのか」
「「「え?」」」
ラストの一言にナツ、グレイ、ルーシィが首を傾げる
「ラストの言う通り、村にあったいくつもの線は魔法陣の一部じゃ。そしてこの魔法陣はかつて禁止された封印魔法・・・アライブを発動させるためのものじゃ」
「アライブって・・・」
「命のないモノに命を与え生物化する魔法だ。村の人達は禁断の魔法を使って自滅したんだ。」
「何でそんなこと・・・」
ルーシィの疑問に答えたのはエルザだった
「ここは闇ギルドの村だ」
「何!?」
「この村の納屋を調べていたら魔法に使用する道具をいくつも見つけた。いずれもまともな魔法のものではなかった」
「闇ギルドのことじゃ、どうせよからぬ企みをしてそのせいで自滅したんじゃ。じゃが!!」
「?」
「これぞ不幸中の幸い!」
「じっちゃん、なんだよそれ?」
「あれは生き物だと言ったはずじゃ。大抵の生き物は・・・食える!!」
「「えー!!」」
とんでもないことを口走ったマカロフに、ルーシィとラストは驚きの声を上げる。
そしてそれを聞いて俄然やる気を見せるナツとグレイ
「しゃー!食うかー!!」
「わーいご飯の時間だー!!」
「この際味がどうのなんて言ってられねえな!!」
いの一番にエルザが怪物たちへ突っ込んだ
「ええええええエルザそこまで腹減り!?」
「よっしゃあああ!!」
エルザに続いてナツ達も怪物の群れに突っ込んでいった。
「ちょ、ちょっと
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