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FAIRY TAIL 忘却の最期
第11話 ナツ、村を食う
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そうか・・・それで、何か見つかったか?」

「地面に掘られた線だ」

「線?」

ラストはエルザとマカロフを連れて掘られた線の元まで案内した。

「これだ」

「ほう・・・」

「確かに、意図的に掘られたようだな。」

「ある部分で別の線と交差していた・・・それも、規則的に」

ラストの言った事に、エルザは息を呑む

「何だと?すると・・・」

「ああ、何らかの仕掛けだと俺は思う」

「すぐにナツ達を呼ぼう。」

「俺が行ってくる」

ラストはキノコ探しをしているナツ達の所まで向かったが・・・・・・・・・

「おいたれ目、今笑いやがったな?」

「テメェもアホ面でにやついただろうがよ」

「頭にキノコ付けて喧嘩しない!!」

目の前の光景に、再び呆気にとられるラストだった

「何やってんだお前ら」

「あ、ラスト?」

「呼びに行こうと思ったら何・・・・・・・・・・・・・・・」

と、途中で言葉を詰まらせた

「あ?」

「んだよ?」

ナツとグレイの頭に生えたキノコを見ながら

「どういう状況だコレー!!?」

「なんかキノコ食ったらこうなった」

「キノコ食ってそんなんなるか!!」

「なったもんはしゃーねーだろ」

「そんなんで納得できるか!!」

問答を繰り返す三人の後ろで

「ダメじゃないのハッピー!毒かもしれないのよ!ペッしなさいペッ!!」

「結構おいしいよ?」

キノコを食べたハッピーを揺さぶって吐かせようとするルーシィがいた。

「むぐ!?」

ハッピーが苦しみだし

頭からニョキっとキノコが生えてきた

「「ぎゃああああああ!!!」」

あまりの光景に叫びだすラストとルーシィ

「結局どれ食ってもこうなんじゃねえか?」

「村の連中どうやって食ってたんだ?」

「そりゃみんなこうだろうよ!」

「村の名前はキノコ村だな!」

のんきに笑うナツとグレイ

「二度目は寒いよー!!」

「そういう問題じゃないでしょ!?」

訳の分からない要素で泣き出すハッピーだった

「ちょっと待って、アンタのキノコデカくなってない!?」

ナツの頭にあるキノコは先ほどより大きくなっていた。

「むぐ!?」

「あんだけ食ってりゃデカくなるわな」

「グレイ・・・お前のキノコもデカくなってるぞ」

「ありゃ?」

「ズルイよ〜ナツとグレイばっかりおいしいとこ〜!!」

おかしなやり取りをしている中

村の方から、何かの唸り声が聞こえてきた。

「何だ!?」

すると、ナツとグレイの頭の上にあるキノコがポロリと取れた。

「あ!キノコ
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