第11話 ナツ、村を食う
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まで腹減り!?」」
ルーシィとラストのツッコミが被る
それを余所に、ハッピーはやる気満々だ
「羽魚食べたいぞ〜!おいしいぞ〜!幻の珍味だぞ〜!!」
そして
「飽きてきました」
「意志弱っ!?」
早々に諦めていた。
「だって全然釣れないんだもん」
「あのなハッピー、羽魚は10分やそこらで釣れるものじゃないんだぞ?」
「お腹空いてるんでしょ?だったら頑張ろうよ、諦めないで!」
「・・・・・・・・・・ルーシィのいじわる〜!!」
「ええええええ励ましたんですけど〜!!」
励ましたのに変な風に捉えて泣き出すハッピーであった。
そして、粘る事一時間・・・
「ああ・・釣られちゃった・・・フライにしてね」
釣れた羽魚は1匹だけだった。
「難しいのね」
「結局1匹だけか」
「つーかさっきから羽魚喋ってないか?」
「は?何言ってんだよラスト」
変なことを呟くラストにグレイがツッコミをいれた。
羽魚はナツの炎で丸焼きにされた
「ハッピー食えよ!」
「え、オイラ一人だけじゃ」
「そんなのちょびっとづつ分けたら余計腹が減るわ」
「遠慮するな!食え食え!」
「そう?じゃいただきま〜す!!」
羽魚を頬張るハッピーの後ろで、譲ったナツ達が羨ましそうに見ていた
いらないとは言ったが、腹が減っている事には変わらずハッピーが美味しそうに頬張っている姿を見ているしかなかった。
「こんな魚を美味しそうに食べられるなんてアンタ幸せね・・・」
全部食べ終えた後、ハッピーは叫んだ
「まず〜!!」
「「まずいんかい!!」」
一悶着あり、ナツ達は再びマグノリア目指し歩き始めた。
「それにしても」
「腹が・・・」
「減ったのう・・・」
腹を空かしながら歩いていると、村が見えてきた。
「あ、村だ」
「家だ」
「だったら多分!」
「食いモンだぁぁぁぁ!!」
食べ物にありつけるとわかった一同は村へ走った。
広場に辿り着いたが
「誰もいない?」
人っ子一人外を歩いていなくて、不自然に静かだった。
「変に静かよね?」
「昼寝でもしてんじゃねえの?」
気になったナツはとりあえず叫んでみた
「おーい!誰かいねーか!!」
「お腹減り減りです〜!誰か食べ物くださ〜い!!」
「そこの腹減り猫露骨すぎだから!!」
ナツの大声ならば、少なからず返事が返ってきそうなのだが・・・
「返事がないな?」
静寂は変わらなかった。
「本当に昼寝か?」
「さもなきゃ村中酔っぱらって寝とるかな?」
「それは妖
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