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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第54話 なのはとバルト
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「ん?今何を隠したの?」
「あっ、いや何でもない!!」
「………もしかして友達からエロ本でも借りた?」
「えっ、ああ!!そんな感じ!!もう凄いアングルの!!」
「へえ………」
あっ、失言だったとエリスの顔を見て後悔するが後の祭りだった。
「………エリスも見るか?」
「見ません!!」
怒ってその場を後にするエリス。
「ですよね………」
1人呟きながら俺は手紙をバックにしまうのだった………
そんな事もあった後、気にせずにいた俺だったが、手紙はエスカレートしていった。
「しつこいな………」
鑑定に出すほど表沙汰にしたくもないし、俺に接触してくるかと覚悟していた俺だったが、一向に相手から接触してくる事はなかった。しかし手紙の内容は徐々にエスカレートしていき、とうとう俺を殺すとまで脅迫してくるまでになった。
「恐いね〜」
と軽い口で言う俺であるが、桐谷の影響で多少空手の腕もあり、その辺の男なら取っ組み合いになっても負ける気はさらさらなかったので変な自信があった。
「さて、今日はどうするかな………」
エリスも今日は家の都合があるみたいで今日は学校を休んでおり、バイトも休みだった。
「そう言えば前に感じた違和感の原因を調べてみるか………」
ふと、入学式の時に感じた違和感の事が気になったのを思い出した。
「前行った時はソフト無かったんだよな………今日は他の場所へ………」
と呟きながら歩いていると………
「また会ったな」
不意に声を掛けられた。外人であったが日本が上手く、普通に知り合いに声を掛けられたのかと思った。しかし俺には外人の知り合いはいないし、話したことすら覚えにない。
しかしその顔は妙に懐かしく、何故だか初めて会った気がしなかった。
「今のお前に会うのは初めてか………と言っても俺は俺自身って訳じゃ無く、あの時の残滓であるだけで長くとどまる事は出来ないんだけどな………」
「何を言ってるんです………?」
不意に痛み出す頭。あまりの痛みに脂汗が滲み出す。
「さて、もう俺も時間が無い。一言だけ言っておく。お前を待ってくれている子達がいる。それを思い出せ、そして戻ってこい!!」
「何を言って………ってあれ?」
気が付くと目の前に居た外人は消えていた。まるで神隠しにあったように………
「何なんだ一体………?」
いきなり色々と話され、覚えている事は少なかった。しかしハッキリと覚えている事はあった。
「思い出せ?俺の帰りを待ってくれている子達がいる………?何の事だ?」
一瞬、加奈の事かと思ったが、『子達』とあの外人は言っていた。恐らく加奈では
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